メロンを漢字で書くと、甜瓜(てんか)それとも真桑瓜(まくわうり)果物の名前、読める人が20%以下の漢字をご紹介!

現在はメロンを漢字で書くと【甜瓜】と書きます(^^

昔はメロンの漢字は「真桑瓜」という字であったそうです。

今のような甘く美味しいメロンが主流になってから、メロンの漢字が甜瓜に変わったのだとか。

でも、メロンを漢字で書くなんてクイズの時くらいで、あまりないですけど。

この記事では、果物の名前で難しい字を使っているものを集めてみました。

特に難しい漢字名は、読める人が100人中20人に満たないなんて果物もあるんです。

もし子供に聞かれたら、答えられますか?そんな果物の漢字をご紹介します。

果物色々

メロンって漢字で書くとどんな文字?

ママ、ママ、メロンて漢字で書くとどんな文字なの?

 

えっ!メロン?メロンって漢字があるのかな?

ごめん(-_-;)ママもちょっと分からないな~。

ちょっと調べてみるね。

 

メロン
メロン

さぁメロンてどんな漢字を書くのでしょうか?

実はメロンは「甜瓜」と書きます。

甜の読みはテン、甘いという意味なんですが、メロンを甜瓜にしたのは当て字みたいです。

甘い瓜と言いう意味でメロンなんでしょうか。

今の丸いメロン(甜瓜)が主流になる前は「真桑瓜」だったみたいです。

実際に真桑瓜で検索すると、こんな姿の瓜が出てきます。
レモン
この真桑瓜は江戸時代には多くの方に親しまれていたようですね。

現在ではメロンが主流になっていますが、それは西洋種の導入によって人気がなくなったからなんですね。
味がほとんどない真桑瓜よりも甘みがある今のメロン(甜瓜)の方が人気が高るのは当然と言えば当然です。
甘味が楽しめる西洋種が主流となると真桑瓜はほとんど食べられる事が無くなったようです。

「甜」(テン)を使った文字は他にも次のようなところで使われています。

★「甜菜」(テンサイ)
甜菜は砂糖の原料として日本では主に 十勝地方で栽培されています。★黒甜(コクテン)
黒甜は昼寝のことで黒甜郷はまどろみの世界 というような意味だそうです。

なるほど、メロンは甜瓜って書くんですね、

甜瓜の甜は甘いという意味で、甘い瓜でスイカか!

これなら覚えやすいね。

 

ママわかったよ、メロン=甜瓜だね。

昔は真桑瓜というのがメロンの代わりだったんだね、

でも今は全然みないよね、甘くないから人気が無くなったんだ、

僕も甘いのは大好き(#^^#)だから、今のメロンに代わったのは

よくわかる。

さぁ次の果物にいってみましょう。
この果物は今はコンビニでも売っています。

次はバナナ、これを漢字で書くと?

バナナ

バナナを日本名で漢字で書くと「甘蕉・かんしょう」、「実芭蕉・みばしょう」等があるようです。

しかし現代日本語では漢字名はなく、学問的や歴史的な漢字名としてあるようです。
実際には「banana」が世界共通語みたいです。

さぁ次にいってみましょう。

次はグレープフルーツです!

グレープフルーツって漢字で書くとどんな字?

グレープフルーツ

グレープフルーツって漢字で書くとどんな字だと思いますか?
実はグレープフルーツを漢字で書くと「葡萄柚」!

この漢字って葡萄(ぶどう)+柚(ゆず)なんですよ!
ぶどうとゆずを合わせた漢字がグレープフルーツなんです。

不思議ですよね、グレープフルーツは柑橘類なのでブドウとは縁が無いんじゃない?
なのになんでグレープフルーツを葡萄柚にしたんでしょうか?

そんな疑問はわいてきますよね、でも調べると不思議なことが分かってきました。
ふどうは成長すると次のようになります。
ぶどうの房
房になって実が付いています。

なんとですよ、グレープフルーツもぶどうの房のように実が付くそうなんです。
一個々が離れて実るんじゃなくて、密集して実るみたいなんです。

柑橘類なので一つずつ実かと思い込んでいたら、房のように実が付くそうなんです!
ぶどうの房ように見える柑橘類ということで、
グレープフルーツ=葡萄柚って漢字になったようですよ。

なるほどそうなんだ(^^)、以前グレープってぶどうだよね、

なんでこんなグレープフルーツって名前にしたんだろうって、

カタカナ名でも不思議だな~なんて思ったことあった。

これでスッキリしたよ♪

そうなんですね、さぁ次は又不思議な漢字ですよ。
パイナップルです!

パイナップルを漢字で書くとどんな字?

パイナップル
「パイナップル」(pineapple)という名前を分けると、松 (pine) の果実 (apple)、すなわち「松かさ」(松ぼっくり)を指したんです。

さぁこのパイナップルなんですが、漢字で書くと二種類あるようですょ。

★一つ目は台湾で使う漢字です。

パイナップルを鳳梨と書くんです。
日本では「ほうり」と読みます

でもこれは台湾語なんです。台湾語のパイナップルの呼び方です。
この文字は良い兆しを意味する漢字なんですね。

★もう一つは中国で使う漢字です、パイナップルを菠蘿と書きます。
「ポーロ―」と読みます。
日本ではあまり馴染みのない漢字ですね。

現代日本語でのパイナップルの漢字は無いようですね、
台湾と中国で使われている漢字をそのまま使っているみていです。

さぁつづいて、あまり知られていない果物で、難しい漢字をつかっているモノをご紹介します。

読み方が難しい果物の名前とその由来について説明します。以下の5つの果物を例に挙げます。

難しい果物名、5選、こんな果物ご存じですか?

  1. リュウガン(龍眼)
      • 読み方: 「リュウガン」
      • 由来: この果物の名前は中国語の「龍眼」が由来で、直訳すると「龍の目」という意味です。果実の形や種の見た目が龍の目に似ていることからこの名前がつけられました。
    • リュウガン(龍眼)の特徴:
      • 外観: リュウガンは小さくて丸い形をしており、直径は約1~2センチメートルです。皮は薄く、色は茶色がかった黄色をしています。皮を剥くと、透明でジューシーな果肉が現れます。
      • 味と食感: ライチに似た甘くてジューシーな味わいがありますが、より繊細で、後味が少ないです。食感は柔らかく、水分を多く含んでいます。
      • : 中心には大きな黒い種があり、その見た目が「龍の目」を連想させることから、この名前がつけられました。
      • 栄養価: リュウガンにはビタミンCや鉄分が豊富に含まれており、健康に良いとされています。
      • 利用: 生食されることが多いですが、乾燥させたものや缶詰、ジャムなど、様々な形で加工されています。
  2. アケビ(木通)
    • 読み方: 「アケビ」
    • 由来: 「アケビ」の名前は、果実が熟すと自然に裂ける(「開く」)ことから来ています。また、漢字では「木通」と書かれることもあります。
    • アケビ(木通)は、日本原産のユニークな果物で、秋に成熟します。
      アケビの特徴:
      • 外観: アケビの果実は長い楕円形をしており、長さは約5~10センチメートルです。外皮は紫色をしており、熟すと縦に自然に裂けます。
      • 果肉: 内部には透明でゼリー状の果肉があり、多くの小さな黒い種が含まれています。果肉は非常に柔らかく、水分を豊富に含んでいます。
      • 味と食感: アケビの果肉は甘みがあり、独特の食感を楽しむことができます。しかし、種は硬く食べられません。
      • 利用: 生食されることが多いですが、ジャムやデザート、果実酒の材料としても使用されます。
      • 栽培と収穫: 日本では秋に旬を迎える果物で、山間部などで自生することもあります。栽培もされていますが、自然の状態で採取されることが多いです。

      アケビはその珍しい外観と味わいから、日本の秋の風物詩の一つとして親しまれています。

  3. サルナシ(猿梨)
    • 読み方: 「サルナシ」
    • 由来: 「サルナシ」は、サルが好んで食べることからその名がつけられました。果実が梨に似ていることも名前の由来とされています。
    • サルナシ(猿梨)は、日本をはじめとする東アジアの山岳地帯に自生するユニークな果物です。

      サルナシの特徴:
      • 外観: サルナシは小さく丸い形をしており、一般的に直径は2~4センチメートル程度です。外皮は黄緑色から黄色で、熟すと黄色が強くなります。
      • 果肉: 内部は白色の柔らかい果肉で、多くの種子を含んでいます。果肉はジューシーで、梨に似た食感があります。
      • : 甘酸っぱい味が特徴で、リンゴや梨に似た味わいがあります。
      • 利用: 生食のほか、ジャムやジュース、果実酒の材料としても利用されます。
      • 栽培と収穫: 自然に生えることが多く、秋に収穫されます。山間部や林の中で見つけることができます。

      サルナシは独特の甘酸っぱい味と柔らかい食感が楽しめる果物で、日本の秋の味覚として楽しまれています。自然に生えるため、山歩きなどの際に見つけることがあります。

  4. カラマンシー(香茅橙)
    • 読み方: 「カラマンシー」
    • 由来: この名前は、フィリピンの言葉から来ており、香りが強く、橙に似た外見をしていることから「香茅橙」とも呼ばれます。
    • カラマンシー(香茅橙)は、フィリピンおよび東南アジアで広く栽培されている小さな柑橘類です。

      カラマンシーの特徴:
      • 外観: カラマンシーは直径が2~4センチメートル程度の小さな球形をしています。外皮は未熟時には緑色で、熟すと黄色からオレンジ色に変わります。
      • 果肉: 内部には酸味の強いジューシーな果肉があり、多くの種が含まれています。断面はオレンジやレモンに似ており、数多くの小さなセグメントに分かれています。
      • : 強い酸味と独特の香りが特徴で、非常に爽やかです。生食よりも料理や飲料に用いられることが多いです。
      • 利用: ジュース、マリネード、ドレッシングなど、様々な料理に使われます。特にフィリピン料理では、魚介類の料理や飲料に欠かせない要素です。
      • 栽培: 暖かい気候を好むため、フィリピンや東南アジアの国々で広く栽培されています。

      カラマンシーはその酸味と香りで、料理の味を引き立てるのに非常に適しており、東南アジア料理には欠かせない存在です。また、ビタミンCを豊富に含んでいるため、健康飲料としても人気があります。

  5. デュリアン(榴蓮)
    • 読み方: 「デュリアン」
    • 由来: 「デュリアン」の名前は、マレー語の「duri(トゲ)」に由来しており、そのトゲトゲした外見からこの名がつけられました。漢字では「榴蓮」と書かれます。
    • デュリアン(榴蓮)は、東南アジア原産の大きな果物で、その独特の匂いと味で有名です。

      デュリアンの特徴:
      • 外観: デュリアンは非常に大きく、長さは通常30センチメートルほどになります。外皮は硬く、鋭い棘があります。色は緑色から茶色がかった色をしています。
      • 果肉: 内部の果肉はクリーミーで、鮮やかな黄色をしています。柔らかく、非常にジューシーです。
      • 味と匂い: デュリアンはその強烈な匂いで知られており、非常に芳香があります。味は濃厚で、バターやクリームのような甘さがあり、アーモンドの風味がします。しかし、その匂いと味は好き嫌いが分かれるところです。
      • 栄養価: 高いエネルギー、ビタミンC、ポタシウムを含み、食物繊維も豊富です。
      • 利用: 生食されることが多いですが、アイスクリームやケーキなどのデザートにも使われます。

      デュリアンは「果物の王様」とも呼ばれ、東南アジアでは非常に人気がありますが、その独特の匂いと味は世界中で意見が分かれる果物です。地域によっては公共の場での持ち込みが禁止されていることもあります。

これらの果物はそれぞれ独特の読み方と面白い由来を持っており、世界中で様々な文化や言語に影響を与えています。

まとめ

難しい漢字名の果物をご紹介しました。

◎メロン=甜瓜

◎バナナ=「甘蕉・かんしょう」、「実芭蕉・みばしょう

◎グレープフルーツ=葡萄柚

◎パイナップル=鳳梨&菠蘿

その他、珍しい果物名もご紹介しました、こんな果物があったんだ!

そんな驚きもあったのではないでしょうか?ぜひ、子供さんに話してみてください。