「冬至の七草」(とうじのななくさ)は、「ん」が2つ付いていて、たくさんの運が呼び込めると言われています。 お正月の後にお粥としていただく「春の七草」は有名ですが、 実は冬至にも「冬の七種(ななくさ)」があったのです。 ☑南瓜(なんきん)カボチャ ☑蓮根(レンコン) ☑人参(にんじん) ☑銀杏(ぎんなん) ☑金柑(きんかん) ☑寒天(かんてん) ☑饂飩(うんどん) |
ナンキン(カボチャ)とニンジンにはβカロテンが多く含まれています。
体内でビタミンAに変換され、皮膚や粘膜を強くすることによって
風邪の予防に役立つんです。
また、βカロテンには優れた抗酸化作用があり、
血管壁にコレステロールが沈着するのを防いでくれます、
それにより動脈硬化や脳卒中を予防してくれるんです。
生活習慣病の予防にも毎日の食事に取り入れたいですね。
そしてレンコンとキンカンには、ビタミンCが豊富に含まれているんです、
冬の間、風邪をひかないように体を守ってくれます。
また、キンカンと銀杏には、咳止めや※去痰(きょたん)効果があるといわれています。
銀杏は食べすぎると中毒を起こすこともありますのでほどほどに。
※気管や気管支にたまった痰(たん)を除去すること。
寒天は、水溶性食物繊維としてコレステロールの排泄を促進することによって
脳卒中の予防にも役立ちます。
うどん(ウンドン)は、温かいものを食べることによって体温を上げて免疫力を高め、
風邪予防に役立ちます。
2020年冬至の日は 12月21日 月曜日



冬至ってなんの日なんですか?



冬至の日は一年で一番太陽が出ている時間が短いの、
夜が一番長い日なのよ。
そしてこの日を境に太陽の出ている時間が徐々に伸びてくるの。
だから、それと共にだんだん運が上がってくるとした訳なのよ。



へ~冬至ってそんな意味があったんですね。
あっそうだ、夏至って夏にあるでしょ、
これはもしかしたら逆の意味ですか?



そうなのよ、夏至はもっとも昼間が長い日よ。
あと冬至に柚子湯に入る習慣があるでしょ、
これは江戸時代からあったのよ、
お風呂屋さんが「冬至」(とうじ)を
お風呂にはいる「湯治」(とうじ)にかけて、
柚子を「融通が利く」(体が丈夫になる)としてはじめたのよ。



良くわかりました、ありがとうございます。