植物は日々、光合成をおこなっています。 そして光合成でできた栄養分は草食動物へ、さらに肉食動物へと受け渡され、 地球上の生命を支えているんです。 そんな植物の光合成の仕組みを調べてみました。 |



ねぇねぇ光合成ってなに?
どんな仕組みなの?



そうねぇ、光合成は植物が二酸化炭素を吸収して
酸素を出すことじゃないかな?
む~詳しくわからない(>_<)
ちょっと一緒に調べてみようね。
光合成の仕組みってどんなの?
植物の細胞には葉緑体があり、その中の葉緑素(クロロフィル)
で光合成が行われるんです。
光合成は主に日光と根から吸い上げた水、大気中の二酸化炭素を使い、
化学反応をおこし「デンプン」が作られるんですよ。



えっそうなんだ、デンプンが作られるんですね!



ママ、光合成って光・水・二酸化炭素を使って
植物が「デンプン」を作ることなんだね。
でも酸素っていつできるの?
光合成によって発生する酸素を見る実験をやってみよう!
光が良く届く水中では、水草から泡が出て、
光合成により酸素が発生する状態がよくわかります。
水草を用意して是非実験してみてください。
光合成でデンプンができる実験も簡単にできますよ。
1、用意するもの取ったばかりの葉っぱ一枚
これに銀紙を巻き日光に当てる。
こんな感じにアルミホイルでも良いので一部にのせて日光に当てます。
2、一時間位たってから、ヨウ素液を薄めた中に浸けてみましょう。
すると、銀紙が貼ってないところが紫色っぽい黒色がでてきます。
この色が付いたところがデンプンができている部分なんです。
葉はでんぷんの製造工場だった!
動物は自分が必要とする栄養分を、自分で作り出すことはできません。
わたしたち人間も自分たちの体で栄養分を作り出すことはできないです。
そんな動物の生命を支えているのは、植物が光合成で作り出した栄養分なんです。
光合成で作り出された「でんぷん」が命をつないで行くには必要不可欠なんですね。
植物の葉の表面には、葉緑体をふくんでいる細胞がぎっしり並んでいて、光合成がおこなわれているんです。
植物の葉の多くが平らでヒラヒラしているのは、太陽の光をイッパイ吸収して、
効率よく光合成をおこなうためなんです。



光合成の仕組みと、できる栄養分がなにか
よく分かった。
地球に植物が無くなったら、人間も生きていけないんだよね!



確かにそうだね、いろいろ開発とかで、
むやみに山の木を切るのは良くないよね。
熊が民家の近くまで来るのも、山に食べるものが無くなってるからだよ
そのとうりですね、植物が少なくなってくれば良いことは無いよね!
大切にしていきましょう。
まとめ
植物の光合成の仕組みについてお話してきました。
光合成は、光、水、二酸化炭素ででんぷんと酸素をつくりだすことでした。
人間や動物は自分の体の中で栄養分を作り出すことができません。
栄養分をとるには植物が作り出すものを、草食動物が食べ、それを肉食動物が食べて
と移っていくことで命が回っていくわけです。
あなたも身の回りの植物を大切にしていきましょう。