なんと…2020年2月に発売した木村セツ『90歳セツの新聞ちぎり絵』が6刷になったそうです‼
なんと90歳になって始めた新聞ちぎり絵で、眠っていた才能が大爆発!
92歳になったいまも変わらぬ旺盛な創作活動はTwitterで発信されています。
6月10日(木曜)にはNHK『あさイチ』にもご出演されますよ!
次は今月11日から奈良のとほん@tohontohon さんで『木村セツ&娘・孫の三代原画展』 開催です!祖母木村セツ、母幸子、孫の木村いこ@iko1225 の3人展。巡回中の原画と新作はもちろん、母の墨彩画、私の作品も展示します。グッズもたくさんありますよ😀生まれ育った奈良での展示いよいよ開催です! pic.twitter.com/Ge4UNGVmvc
— 91歳セツの新聞ちぎり絵 (@setsu0107) June 7, 2021
90歳から始めたちぎり絵、才能爆発で勇気をもらった人多数!
奈良県桜井市生まれ、在住の木村セツさん92歳。
家族のために働き続けた木村セツさんの転機は、90歳で訪れたそうです。
ツイッターアカウント「90歳セツの新聞ちぎり絵」のフォロワー数はなんと3万人以上(@_@)
テレビ出演も引きも切らない!
セツさんは様々な仕事をしながら趣味ももたずに働き続けてきました。
銀行員、養鶏、喫茶店、農業…いろいろな仕事をやってきたそうです。
そんな彼女が、夫を亡くした翌年、
2019年元旦から始めた新聞ちぎり絵で才能が開花したんです。
日常にあるものを題材に新聞紙を使って生み出す作品は、
作る歓びに溢れ、精緻なのにユーモラス、セツさんのワクワク感に満ちています。
その年に作った作品はなんと70以上にも及びました。
作られた作品には、木村セツさんの生きて来た時代、90年分の人生が詰まっているようです。
そんな木村セツさんの想いが詰まった本が『90歳セツの新聞ちぎり絵』なんですね♪
この本は生きる勇気をもらったり、いくつになってもものを作る歓びを呼び覚まさせてくれるそんな一冊です。
『90歳セツの新聞ちぎり絵』は6刷にもなり、いろいろなところで、原画展も開催されています。
コミカルなコメントとともに綴る、どこか懐かしく日常賛歌のような、新聞ちぎり絵+ライフ・ヒストリーなんです。
木村セツさん、ちぎり絵を始めた動機は?
2018年年末に夫が死去し、2019年元旦から娘さんの勧めで新聞ちぎり絵を始めたそうです。
ちぎり絵作家、丸田ちひろ作品などに刺激を受け、才能が開花しました。
孫がツイッターで作品を発表すると、その作品の細かさ、鮮やかさ、作品のユーモラスな可愛らしさなどがたちまち話題となり、「にじいろジーン」「ナニコレ珍百景」などに出演したんです。
木村セツさんは次のようにおっしゃっています。
「こんなにえらい熱中するもんなかったなあ。食べるだけが趣味でした。
もうずっと働いてました。 おとうさんが前の年の11月30日に亡くなって、何もすることなくなって、 2019年1月1日、元旦から新聞ちぎり絵始めました。 わたしもちぎり絵するから、おとうさんのこと、ほんまに全然思わんようなりました」 |
心がワクワクするちぎり絵に出会い、今も青春の真っただ中にいるような木村セツさん!
サムエル・ウルマンの詩「青春」に感銘を受けたことを思い出しました(^^♪
木村セツさんはサムエル・ウルマンの詩「青春」そのもの!
この詩は私の生き方の指針にもなっています。
青 春
青春とは人生の或る期間を言うのではなく心の様相を言うのだ。 怯懦を却ける勇猛心、安易を振り捨てる冒険心、 こう言う様相を青春と言うのだ。 理想を失う時に初めて老いがくる。 こう言うものこそ恰も長年月の如く人を老いさせ、 精気ある魂をも芥に帰せしめてしまう。 その輝きにも似たる事物や思想の対する欽迎、 事に處する剛毅な挑戦、小児の如く求めて止まぬ探求心、 人生への歓喜と興味。 そして偉力と霊感を受ける限り、人の若さは失われない。 皮肉の厚氷がこれを固くとざすに至れば、 この時にこそ人は全くに老いて神の憐れみを乞う他はなくなる。 原作 サミュエル・ウルマン 訳詞 岡田義夫 |
>青春とは人生の或る期間を言うのではなく心の様相を言うのだ。
この文章が私は大好きです!
年齢は関係なく、常にチャレンジ精神を忘れることなく、ワクワクとした生き方をする、
その時は青春です!
木村セツさんはいま青春の真っただ中に行ています、
その気持ちが作品にも表れているんでしょうね♪
まとめ
木村セツさんがあさイチに出演されるとのことで、
ちぎり絵を始めたきっかけや、
『90歳セツの新聞ちぎり絵』の本をご紹介しました。
木村セツさんの生き方に勇気をもらうとともに、
いくつになっても新しいことにチャレンジしてみることは素晴らしいなと、
改めて実感しました。
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