高齢者の交通事故が増えています。池袋の暴走、家族死亡、人身事故、前橋の高校生死亡、人身事故、その他多くの事故がおきています。特に80歳以上で車を運転している方々の事故が多くなっています。 もしあなたが、75歳以上であれば、いつ免許返納を考えますか?あなたのご両親にいつ免許返納の話をしますか?大きな事故が起きてからでは取り返しがつきません。高齢者が事故を起こす前に、免許証を返納するか、しないかの判断チェックをしてみませんか? |
運転免許返納、時期の見極めポイントを確認してみませんか?
さぁ次の15項目をチェックしてみましょう。
【認知機能のチェック】
☑車を運転する時、鍵や免許証の置き場を良く忘れる。 ☑運転をし慣れた道で迷ったり、右左折を間違う。 ☑買い物行くスーパーでどこに止めたか分からなくなることがある。 ☑車のキズがいつ付いたのかわからない。 |
認知項目でいくつか当てはまりましたか?それとも全然大丈夫だよ!でしたか?
身体能力のチェックをしてみましょう
☑車の運転手側に擦ったキズがいくつもある。 ☑赤信号の時、急ブレーキをかける。 ☑急ブレーキ、急発信、急ハンドルなど余裕のある運転ができない。 ☑乗り心地が悪い、同乗者が不安がる。 ☑自宅での車庫入れに苦労している。 ☑駐車場で枠内に収まらない、斜めになって止めたりする。 |
身体能力チェック項目でいくつか当てはまりましたか?それともまだまだ0だよ!ですか?
つづいて、安全確認のチェック能力を確認してみましょう。
安全確認能力のチェック項目
☑右左折や車線変更でウインカーを忘れる。 ☑一時停止をしなかったり、停止線を越えて止まる時がある。 ☑道路標識の意味が分かっていない。 ☑車の流れにスムーズに乗れなく、のろのろ運転をしてしまう。 ☑無理なUターンで反対車線を走りそうになった。 |
これらは、自分で自覚できるようになったら、今すぐに免許返納を考えたほうがいいでしょう。
免許証の更新時には講義だけで、運転能力のチェックはしません。
18年の前橋人身事故で女子高校が2人無くなりました。
この時運転していた方は、家族から運転免許証の返納をするように言われていたそうです。
にもかかわらず、免許を更新して、その数カ月後に悲惨な人身事故を起こしてしまいました。
免許の返納は80歳を過ぎたら真剣に考えた方がいいです。
池袋の暴走死傷事故を起こした犯人は89歳です。
この年齢なら、突然、体に異変が起きてもおかしくない年齢です。
まとめ
高齢者の運転免許返納について記事にしました。
65歳以上のドライバーが起こす交通事故が年々増えてきています。
全事故の22% にも達しているそうです。
しかし、免許証を自主返納した75歳以上ドライバーは4,9%だそうです。
(18年警察庁運転免許統計)
自分の身体能力を常にチェックして、事故を起こさないように注意していきましょう。