[キャッスレス決算]ポイント還元制度終了、キャッシュレスは広がるか?

生活お役立ち情報

6月30日でキャッスレス決算のポイント還元制度が終了します。
7月からは店舗側に手数料がかかってきます。
はたして、キャッシュレスは浸透していくでしょうか?

決算手数料が3%~5%かかってきます。
小さなお店の利益なんて、売り上げの10%~15%位じゃないでしょうか?
そこから、手数料で1/3~1/2も取られたら生活もできません。
残念ながら小規模事業者は、
現金に戻ってしまうんじゃないでしょうか?

海外のキャッシュレス事情は?

海外のキャッシュレスの手数料は1%未満、0,1~0,5%が
当たり前のようです。

オーストラリアはキャッシュレス決算比率75%だそうです。
2004年にオーストラリア政府がカード決済業者に、
加盟店から0,5%以上の手数料を取ることを法律で、
禁止したそうです。

そのおかげで、ほぼ全ての店舗が端末を導入し、
100ドル以下はサインや暗証番号入力もいらないそうです。

デビットカードが主流のようなので、利用者の口座から、
即座に支払われるので、お店にとってもありがたいです。

これを考えると日本はなにしろ手数料が高すぎです、
還元が無くなれば、小規模店舗にはなにもメリットありません、
もし、本気で政府がキャッシュレス化を目指すのなら、
この手数料を何とかしなければダメなんじゃないでしょうか?

ペイペイはどうなるか?

ポイント還元制度で一気に利用者が増えたバーコード決算、
特にペイペイとかは、この先ユーザーは使い続けるのでしょうか?

ペイペイ側からキャンペーンで、ユーザーに
数%とかの還元セールとかはやってくるんでしょうが。

店舗側に使うメリットがありません。
次のような話も私は聞きました。
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個人店ですが

去年の秋にpaypayの営業マンが来て、説明をしてもらった。

「今は手数料無料ですよ!これでお客さんを呼び込めますよ!」

と言われたが、続けて

「2020年の秋から手数料が発生する予定です。まだ手数料金額は分かりませんが…」

という話しを聞いて一気に興味がなくなった。
一年後から負担が増える、けど幾らの負担になるかはわからない、
今が良いからいいでしょう的な内容で、
とてもじゃないけど導入なんで恐くて出来なかった。

今ではその判断は間違っていなかったと思っている。
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またこんな話もありました。

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商売やってますがクレジットカード決済手数料3%ですよ、
もっと高い会社もあるし。

普及させたいなら手数料抑えないととてもやってられない、
なんとかペイとか導入時期は手数料無料だが、
これから各社上げるだろうから無理してやらない。
法定上限0·5%とか言えば全部クレジットカード決済にしますがね。
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このお二人の方のように思っている事業者って、
多いんじゃないでしょうか?

私も以前、飲食店をやっている時、現金仕入れでやって
いましたので。
お客様には現金支払いのみでお願いしていました。

仮に手数料が低くなっても、現金仕入れでやっていると
クレジットカードとか導入すると、カード会社からの
支払いがかなり遅いので、ちょっとと言う感じですね。

まぁちょっと譲歩して、「デビットカード支払い、手数料が0,5%」とかなら考えますが。
実際に日本ではコンビニが24時間やっているし、ATMも使えるので
現金支払いのみでも、お客様はあまり不便は無いんじゃないでしょうか?

結論として、日本でのキャッシュレスの普及は、
手数料が下がらないと、無理かも、、。
この問題が解決できない限り、小規模店舗は
導入するとメリットがないので、やらない。

まとめ

★ポイント還元制度が6月30日に終了!
★キャッシュレス決済はこのまま浸透するか?
★日本のカード手数料が3%~5%で世界から見ても高すぎ!
★諸外国はおおむね0,5%位
★日本はデフレで小規模店舗の利益率が低く、
そこから3%~5%の手数料を取られたら、やっていけない!
★結論、今の日本ではキャッシュレスは大手を除いて定着しない。

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