食糧(しょくりょう)・食料(しょくりょう)同じ「しょくりょう」なんですが、意味がちょっと違うんです。小さな子供に聞かれたときに困らないように、覚えておいてくださいね。 |

食糧&食料



食糧と食料って、具体的にどう説明すればいいのかしら、
両方食べ物のことだけど、、、量の違い?
たしかに、子どもに突然聞かれたちょっと戸惑ってしまいますよね、
調べてみました、食糧と食料の違いを。
まずは、食糧について解説していきますね。
食糧の意味はなに?
実は食糧とは、主食のことなんです。
食糧とは生きる糧になる食べ物という意味なんですね、
ですから日本でいえば、「米」、が食糧になるわけです。
麦が主食の国であれば、その国の食料は「麦」になるわけです。



米
食糧難とか言われるときは、主食の米が足らなくなったという意味なんですね。
では食料はというと、主食以外の食べ物のことをいうんです。
食料の意味は?
食料は食物の原材料の意味です。
辞書で調べると次のように載っています。
☆魚肉類・野菜・果実など、主食以外のものを指すことが多い。(明鏡) ☆一般に主食以外の、肉、野菜、調味料など。(新漢語林) ☆食べ物とするもの、食料品。(広辞苑) |
子供に聞かれたら、「主食が食糧」でその「他の食べ物が食料」
このように説明してあげれば良いと思いますよ。



なるほど、主食が食糧で
その他の食べ物が食料なんですね。
良く分かりました。
食糧と食料に似たようなものに、「学習」と「学修」があります。
学習と学修の違いはなに?
学習と学修の違いってなんでしょうか?



学習と学修の違い?
これも分かるようで、よく分からいわね、、。
どこが違うのかしら、、。
では、まずは学習について解説していきます。
学習ってどんな意味?
「学習」はもちろん、「論語」の「学而時習之。不亦説乎。
(学びて時に之を習う。またよろこばしからずや)」から来ているんです。
中高時代の漢文で習ったんですが、辟易した人でもこれは覚えている表現ではないでしょうか。
これは孔子の生きた時代から考えれば、約2500年という時間がたってなお使われている
優秀な言葉なんです(^^)
はるか昔からあった言葉が学習なんですね、では学修はどうなんでしょうか?
学修ってどんな意味?
これに対し、「学修」は2012(平成24)年8月の中央教育審議会答申から、
一般的に用いられたとされる。
そして現在、大学教育の現場ではありとあらゆる公式資料の文言が「学習」から「学修」に代わり、
どちらが本家かわからない学生も多くなってきているそうです。
今では小中高でも同様な動きが出ているようなんです。
まぁ学業は修めるで、学修でも良いかもしれませんね。
「音」は同じな学修がつい最近から使われた言葉とは知りませんでした。



学修ってホントについ最近から使われはじめたんですね、
それに比べ学習は2500年前から使われていたってスゴイ!
「学習は学びならう」なのでこの言葉はなくなることはないでしょう。
「学修は学びおさめる」なので、学びながら身につけることの意味ですね。
学修の方が重い言葉の気がします、学業を修める。
技術の修得のために、学修するとかに使うんでしょうか?
必ずやり遂げる、そんな意味に使われそうですね。
その点、学習は新しいことをならうこと、
例えばパソコンをパソコン教室で学習して習得する。
そんな使い方ですかね。
失敗し学習しながら成長していく、とかも使いますね。
どちらの言葉も学ぶということで、共通の意味があるので、
学修と学習の使い分けを上手くしたいですね。
まとめ
食糧と食料の意味の違いと、
学習と学修の意味の違いについて解説してきました。
参考にしてくださいね(^^)