自営業とは?個人事業主と法人の違いは何?個人事業主のメリット、デメリットも解説!

仕事
私は30代前半までは、飲食業の勤め人として働き、

その後は自分の店で独立しました。

最初は個人事業主で始まり、その後は株式会社にして色々業態を経営したのですが、

今は飲食から離れ、インターネットビジネスを個人事業主としてやっています。

そんな経験から、独立を考えている人に知ってほしいことをお話していきます。

自営業とはなに?

自営業とは、「自ら事業を営むこと」を指します。

自転車屋、飲食店、美容院などの経営者をはじめ、漁師、農家、

フリーランスのデザイナーやエンジニア、プログラマー

パーソナルトレーナーなど、業種や形態を問わず、

自身で事業を営んでいる人はすべて自営業者にあたります。

自営業は独立して事業を営んでいる事業者の総称

個人事業主はもちろん、自ら法人を設立した経営者や、

家業を引き継いで経営している人も含め、

「独立して事業を営んでいる事業者」の総称と言えるでしょう。

 

ただし色々な書類などでは「自営業」と「会社経営」は分けて考えることが

浸透しています。

 

広い意味では会社経営も自営に入りますが、

世間的には自営業と会社経営は別けて考えるのが、通常になっているようです。

つまり、狭義では「自営業=個人事業主」と考えて良いでしょう。

個人事業主とは?

個人事業主とは、法人(株式会社など)を設立せずに、

個人で事業を営んでいる事業者を指します。

ポイントは、「法人ではない」ということ。

 

「個人」という響きから、

一人もしくは家族単位で事業を行っているイメージがあるかもしれませんが、

法人以外の事業者はすべて個人事業主に該当します。

 

事務所や店舗を構えて従業員を雇っている場合でも、

法人を設立していなければ、個人事業主という扱いになります。

個人事業主とフリーランスの違いは?

フリーランスとは「働き方」や「契約方法」のことを言います。

たとえば正社員であれば勤務先企業と「雇用契約」を結び、

派遣社員であれば派遣会社と「雇用契約」を結びますよね。

 

それに対してフリーランスの場合、企業と「仕事ごとの契約」を結びます。

例えばプログラマーで個人事業主として独立して、

色々な企業と案件ごとに契約を結んで仕事をしている場合は、

フリーランスといえるでしょう。

まぁフリーランスとは「働き方」や「契約方法」なんだと覚えておけば良いでしょう。

 

 

さぁ個人事業主とは?についてお話してきましたが、

独立してやっていく上で、当然メリットとデメリットがあります。

そこのところもお話していきましょう。

個人事業主のメリットは?

まずはメリットからお話していきましょう。

個人事業主のメリットは全部で4つあります。

1、自分の好きなことや得意なことを仕事にできる

個人事業主として独立するときに、

「好きなことや、得意なこと」を仕事にできるのは、

幸せなことです。

 

独立して仕事をやるうえで、勤め人の時よりも長労働時間になることは、

ほぼ当たり前と言っても良いかもしれません。

 

ただし、使われているわけではないので、ストレスは感じません。

私も自分で飲食店を経営している時は、一日15時間以上は働いたし、

年間の休みも数日でした。

 

この状態でも、毎日が楽しかったのを思い出します。

仕事=遊びの感覚だったのかもしれません。

勤め人でこの状態なら、病気になっているでしょうけど、、。

2,個人事業主は時間の融通が利く

店舗経営をしている場合は、営業時間という縛りがありますが、

人を使って任せることができれば、自由な時間はいくらでもつくれます

 

また職種によっては、働く時間や休日を自分で決めることができます。

仕事の合間に買い物をしたり、散歩をしたり、どんな時間の使い方をしても構いません。

これだけでも自由を感じることができるので、

勤め人と違いストレスを感じないのも魅力です。

3、働く場所を自由に選ぶことができる

店舗経営は立地により、業績が大きく変わるので、

好きな場所というよりも、事業として成り立つ場所であることが最優先されます。

 

もちろん出店する地域が、自分の好きな場所であることは言うまでもありませんが、

職種によっては働く場所も自由に選べるのが、個人事業主の魅力の1つです。

 

リモートで対応できる仕事であれば、自宅で働くことも可能なのです。

自宅以外に仕事するスペースとして、

コワーキングスペースなどのオフィスサービスも増えてきているため、

安価で仕事専用のスペースを確保することができます。

4、成果に応じた収入が得られる

自分で事業を営む個人事業主は、仕事の成果がダイレクトに収入に反映されます。

例えば、自身が経営する店舗が人気店になれば、売上に比例して大きな収入が見込めます。

 

飲食店でいえば、個人経営で月間売り上げが500万円あったとして、

業態にもよりますが、私が店を経営していた時は、

経費で人件費20%100万、原価30%150万、EGW25万、家賃25万、その他50万

残り150万位は利益として残りました。

 

また、フリーランスであれば案件ごとに報酬を得ることができるため、

多くの案件に対応すれば収入を増やすことができ、

さらにスキルや専門性を磨くことで、時間単価を上げることも可能です。

個人事業主のデメリットは?

個人事業主のメリットをお話してきましたが、

メリットがあれば当然デメリットもあります。

そんなデメリットの部分もお話していきます。

個人事業主は、サラリーマンなど勤め人より信用がない

これはどんなことかというと、

店舗経営の個人事業主として独立した当初は、

クレジットカードが作れなかったり、銀行などから新たに借り入れなどは

難しことがあります。

これは法人として独立しても同じなんですが、

なんの実績もない開業者に対しては、信用はほぼないと言っても過言ではないでしょう。

 

3年間はしっかりと経営内容をチェックされ、毎期利益を出していれば少しづつ信用がついてきます。

しかし、公務員なんかに比べると、信用度は低いです。

それは何故なのかというと、個人事業主は収入が安定していないからなんです。

個人事業主は収入が不安定

成果が収入に直結するメリットがある反面、

個人事業主には安定した収入を得られる保証がありません。

 

会社員のように毎月固定の給与をもらえるわけではないため、

月によって収入がアップダウンすることがあります。

 

2020年に始まったコロナ感染症、飲食店は大打撃に襲われました。

飲食店は個人事業主が多いとおもいます。

 

数カ月前まで月に100万以上の収入があったとしても、

緊急事態宣言などで規制がかかれば、いきなり10分の1とかになってしまいます。

このような状態が1年以上続けば、マイナスを借入金をして営業を続けるか、

閉業するかしかありません。

このように、個人事業主は緊急事態時の収入が保証されていません。

 

収入が安定しないことが個人事業主の一番のデメリットであり、

多くの方が独立をためらう理由の筆頭と言っても良いでしょう。

個人事業主は労働法が適用されない

個人事業主は、企業に雇用された「労働者」ではなく、独立した事業者です。

企業と取引する場合も、雇用者・被雇用者という関係ではないため、

自分の判断で働く時間や場所を決めることができ、仕事を断る自由もあります。

 

そのため、労働法で定められた「最低賃金」「法定労働時間」「労働保険」「解雇規制」

などの規制は、個人事業主には適用されません。

 

自分の好きなことを仕事にしているので、これは当然のことだと思いますが、

私はコンビニ経営をしている個人事業主には、自由はあるのか疑問でなりません。

 

コンビニ経営は会社側と契約し、色々なことが縛られています。

独立した個人事業主というよりも、コンビニ会社から委託された経営者であり、

自由なき個人事業主として思えてなりません。

 

ここに労働法が適用されない、個人事業主としてのデメリットを、

コンビニ会社側はメリットとして使っているような気がします。

人が集まらないで、コンビニ経営者がどんなに長労働時間になっても、

休みが取れなくても、全て自己責任になるわけです。

 

コンビニ会社が成長することができた、「ベストなビジネスモデル」です。

まぁ余談でしたが、このように個人事業主は全て自己責任になるので、

サラリーマンのような勤め人のように、法に守られる存在ではないということです。

個人事業主は自己管理が大変

個人事業主の場合は法定労働時間や有給休暇といった概念がないため、

時間や体調の管理に気をつける必要があります。

 

オーバーワークや体調不良で仕事ができなくなることは、収入ダウンに直結します。

自己管理が大切なことは、すべての社会人に当てはまることですが、

厳しい自己管理が求められることは、個人事業主のデメリットと言えるでしょう。

 

大げさに言えば、毎日がサバイバルのような感じでしょうか、

生きている実感を感じることはできますよ。

個人事業主は事業以外の手続きも自分でやらなくてはいけない

サラリーマンなど勤め人の場合、年金や健康保険などの社会保険料や、

所得税や住民税などの税金は給与から天引きされます。

面倒な手続きは会社が代わりにやってくれるし、支払ってくれるため気づかないかもしれません。

しかし、個人事業主の場合は自分で毎月分の社会保険料を支払う必要があり、

年1回確定申告も行う義務があります。

どうですか、個人事業主のメリットとデメリットについてお話してきました。

働き方も多様になってきているいま、独立して仕事をやりたいという方も多いかもしれません。

 

独立してからのメリットとデメリットをしっかりと確認してから行動しましょう。

しかし、雇われる仕事のやり方も、終身雇用がなくなった現代では、

いつリストラという現実を突きつけられてもおかしくないでしょう。

 

上場企業だから倒産しないということは、ありません。

ということは、勤め人であっても個人事業主として独立できるスキルは、

身につけておくべきでしょう。

生きていく上てリスク配分は必要だと思います。

是非会社に依存するだけの行き方はしないようにしましょう。

まとめ

自営業とは?についてお話してきました。

自営業には個人事業主と法人経営があり、

勤め人と違ってどのようなメリットとデメリットがあるのか、

解説してきました。

これから、個人事業主として独立を考えている人は是非参考にしてください。

 

タイトルとURLをコピーしました