カエンタケってご存知ですか?致死量3グラムの猛毒キノコです!
山に存在するはずのキノコが、公園や住宅街で発見されてきているそうです。 このキノコは食べるともちろん危険なのですが、 触るだけでも皮膚がタダレたりするらしいのです。 そこでカエンタケとはどのようなキノコなのか、調べてみました。 |

カエンタケ触るだけでも危険!

こんなキノコが公園にあったら、
子供がさわりそう!
さわると危険なの?
カエンタケさわるとどうなるの?
カエンタケは相当ヤバイキノコのようです!
絶対に近づいてはいけないようなので、子どもにもよく注意するようにしてください。
カエンタケは食べたら、死亡します!
助かったとしても、後遺症がのこるそうです。
最悪なのは近くに寄っただけでも、皮膚がただれたりするそうです!
一般の毒キノコは触れるだけであれば特に問題ありません。
しかし、カエンタケだけは違うようです!
触れるだけで皮膚に炎症を起こします。
特にカエンタケの汁(赤い)は非常に強い炎症作用を持ち、
あっという間に皮膚がただれ、表皮が剥がれ落ちてしまいます。
火傷のような症状のため、痛みも強く治療にも時間を要するそうです。
この話だけでも、かなりヤバイきのこだとお分かりになるかと思います。
さらに悪いのは、胞子さえも危険なのだとか!
カエンタケの胞子でも危険?それホント!
カエンタケは胞子でも危険という話があります。
それってホントなのでしょうか?
調べたら、胞子の中にも毒成分が含まれているそうです、
これは過敏肌の人や、鼻粘膜が敏感な人は、近づくだけで症状が出る可能性があります。
まんがいち 胞子が眼に入ったり、吸い込んでしまったりすると、
粘膜に激しい炎症が起こり、びらんや潰瘍を作ることもあるとのことです。
カエンタケらしきキノコが視界に入ったら、
極力その場を離れるようにした方がよさそうです。
そして、公園や住宅街でもし見つけたら、市役所や町役場などに連絡して、
取り除いてもらいましょう。
放置するのは危険すぎる気がします!
カエンタケもし食べたらどうなる?致死量3グラム!
こんな危険なキノコを食べる人なんかいるわけないでしょ!
そう思いますよね、、。
ところが、2000年に群馬県で一人食べた人が死亡してるそうです。

ホントに?
なんで食べるの!
知らなかったのね、危険なキノコって(*_*;
カエンタケのこと知らなかったのでしょうね、
致死量3グラムって、ティスプーン1杯分くらいですよ。
カエンタケ、食べて数十分で症状が現れる!
カエンタケも一般的な毒キノコ同様、摂取後30分程度以内に激しい消化器症状が現れます。
症状として・腹痛 ・嘔吐 ・下痢 などです。
吐物が皮膚に付着してしまうと皮膚炎をおこしますので、
吐物を処理する際は必ずゴム手袋を着用しましょう。
もうこの時点でかなり危険な状態です!
早急に病院で胃の洗浄や小腸の洗浄を行わないと手遅れになります。
次々に体をむしばんでいく毒素で全身がやられていく
激しい消化器症状に続いて、数時間以内に神経系の症状が徐々に現れてきます。
・悪寒(寒気) ・手足のしびれ ・頭痛 ・発熱 また、口や喉などの粘膜を刺激しますから
・のどの渇き ・のどの痛み ・口内炎 などの症状がみられるようになります。 |
ここからさらに毒素が全身に回っていき、 消化器はただれ機能不全におちいります。
また、腎臓や肝臓などの重要臓器も機能不全を起こします。
毒が呼吸器系にもまわってくれば、呼吸困難もおこってきます。
さらに血管内でも大変なことがおきてきます、白血球や血小板が減少してくるのです。
当然免疫が機能しなくなってくるので、感染症にかかりやすくなったり、
ただれた粘膜からの出血も止まりにくくなったりします。
もうここまでくると、生命維持は大変困難となります。
ここまでの話で、いかにカエンタケは致死率が非常に高く、
危険な毒キノコだとおわかりになったかと思います。

このカエンタケは、相当ヤバイね、
このキノコが公園や住宅街で発見されたってニュースがあったけど、
子供に良く教えておかないと、大変(>_<)
カエンタケを間違って食べてしまった時は?
カエンタケの毒成分がいかに強く危険であるかご理解いただけたでしょうか?
もし万が一食べてしまったら、
カエンタケの中毒を最小限にとどめるために、
何よりも早期の受診が欠かせません。
このときは救急車を呼んでも問題ないでしょう。
医師や救急救命士には以下のことを伝えるようにしてください。
☑カエンタケを食べた(可能性がある)こと
☑食べた時間 ・食べた量 ・現在の症状
☑症状が現れた時間。
これらを伝えることとにより、
病院に到着後、すぐに適正な治療が行われることができます。
手遅れにならないようにするには、上記のことは必ず伝えるようにしましょう。
もしカエンタケを一緒に食べたり、吐物に触れた人がいたりした場合、
たとえ症状が出ていなくても必ず受診が必要です。
一緒に病院に行って治療してもらいましょう。
まとめ
カエンタケが公園や住宅街で見かけるようになったとのことで、
近くに寄るだけで皮膚が荒れたり、触ったらただれたりすることが分かりました。
致死量は3グラムで食べたら死亡する危険が大です!
なのですぐに病院に行って治療するようにしましょう。
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