メタバースとは、「メタ(meta)」が「超越した」「高次の」、「バース」が「ユニバース(universe/宇宙)」の2単語を組み合わせた造語なのです。
インターネット上の仮想空間のことで、現実世界に体がありながらも、仮想空間で利用者が自由に行動できる空間のことです。。 |

現実世界にいながら仮想空間で自由に動けるようになったら、
いろんなことができそうね\(^o^)/
メタバースは抽象的に取り上げられていた状態から、
具体的なコンテンツや技術要素が整備され始めています。
またメタバースは2024年には90兆円規模の市場にまで上ると予測されているのです。
いままでにない生活圏・経済を構成しつつ、社会に浸透していく可能性があり、
世界中から脚光を浴びているのですよ。
メタバースはオンライン市場の新たな顔に!
メタバースはオンライン市場の新たな顔として、
世界的に注目を集めているのです。 Facebookも社名をMetaに変更して、 これからこの分野に力を入れていくことを発表しました。 現代のあらゆる最先端技術が活用されて生み出されたメタバースの「仮想空間」は、 今後のオンライン市場に大きな確変をもたらす可能性があるそうですよ。 |

アメリカではメタバースで会議をするような話も進んでいるとか?
日本はメタバースについてどう考えているのかしら?
メタバースは人にとって、多くの恩恵をもたらすプラットフォームとして進化し続ける一方で、
乱立したメタバース空間では課題も多く取り残されているようです。
メタバースの法整備やガイドライン、ルールメイクが追いついていないのですね。
そんななか、日本ではメタバースを安全に普及させていくために、
メタバース推進協議会が設立されました。
メタバース推進協議会ってなに?
メタバース推進協議会は日本が先導して世界に発信できるように研究していく会のようです。
仮想空間に対する世界動向を踏まえた国内メタバース空間と人・企業の関わり方を研究するようです。
メタバース推進協議会の具体的な行動は?
メタバース推進協議会はメタバース空間を活用した生活文化のありかたや、
メタバース空間が正しく人々に伝え広がって行くように発信していくそうです。
具体的にはビジネス、デジタル通貨、デジタル資産NFT、法律の在り方に関して等の研究成果を勉強会、講演会やセミナー、イベントによる企画、運営を行い、
広報、啓発活動や政策提言を行っていくようです。
メタバース推進協議会の最終的な目的はユーザーに届いていくコンテンツを中心に、
人にとってのメタバース、企業のメタバース参入に向けたルール作りの全体をコーディネートしていくそうです。
メタバース空間は無限の可能性があるので、正しい方向に進んでいくといいですね。
メタバースは3次元の仮想世界で色々なことができる⁉
インターネット上に構成されている3次元仮想世界のなかでの、
『仮想空間』では、実際の人間がアバター化して、
不特定多数の人と会話ができたり……。
金銭を使い服や土地などを売買できたり……。
将来的には生活の一部をデジタル上で行うことができる夢のような空間なのです。
ここで使われる通貨は仮想通貨であり、商取引もできるようになるのが、
メタバースの仮想空間なのですよ。

スゴイ仮想空間でそんなことまでできるようになるのね(^^)
メタバースってなんか楽しそうね♪
メタバースは仮想空間ということは分かってきました。
ではVRってなんなのでしょうか?
VRってなに?
VRは仮想空間を現実と同じように感じ取れるデバイスのこと。
メタバースを体験するためのツールの進化が「踊り場」に達していたことも、
メタバースが注目される1つのきっかけとなりました。
2018年にOculus Goという、
安価なスタンドアロンのヘッドマウントディスプレイが発売されました。
メタバースとVRの違いは?
メタバースは空間のことを指し、VRはそれらに没入感を与えるツールのことを指します。
VRを付けてバーチャル空間でゲームをしたりすることができるのですが、
メタバースは仮想空間のなかでより色々なことができるようになるのです。

これは良いわね、ゲームとかだけじゃなく、
色々なことができるのね、ライブなんかも
アバタ―で参加できるようになるのね♪
メタバース・VR、Oculus Quest 2の発売が仮想空間の世界を広げた!
それをさらに6dofに進化させ、
高解像度のディスプレイを搭載した、
Oculus Questが発売されたのが2019年の5月です。
そして現行モデルのOculus Quest 2が発売されたのが2020年の10月!
2018年から2020年にかけてのハードウェアの進化は年単位で進んできました。
ところがです、2021年4月の段階でFacebook(当時)から、
「Oculus Quest Proのようなデバイスは2022年まで発売されない」ことと、
さらに「Quest 2が今後も長期にわたって販売される」ことが発表されました。
これによってどのようなことが起こるかはまだ分かりませんが、
メタバースが進化し続けることは間違いないでしょう。
そんなメタバースのメリットはなにか解説しますね。
メタバースのメリットはなに?
メタバースの代表的なメリットを挙げていきます。
(1)仮想世界でのイベントを体験することができます。
コンサートや各種イベントなど、現場に行かなくてもオンライン上での参加ができるのです。 |
(2)ビジネスでの利用がしやすい。活用出来る場面が多い。
→コミュニケーションツールとして活用することで、 テレワークでのデメリット(コミュニケーション不足になりやすい)を軽減することができます。 |
(3)発想次第で自由な空間を構築できるので、イベント利用などがしやすい。
→建築物/建造物などを用意しやすく、 仮想空間上にコンサート会場やイベント会場を用意することで、 参加しやすい環境を用意できるのです。 |
メタバースの特徴をまとめると次のようなことです。
☑他者と交流したり空間を共有したりできる ☑多数の空間の集合体になっている ☑大人数が参加できる ☑アバターを使って参加する ☑自分のスペースやオブジェクト・アイテムを創造することができる |
まだまだメタバースは発展途上ではありますが、
進化の早い世界なので1年1年新しいサービスや機能が展開されていくでしょう。
しかし、メリットばかりではありませんデメリットもあるのですよ。
メタバースのデメリットはなに?
やはりバーチャル空間で現実世界とは違い依存症になりやすいと思います。
楽しいことは依存しやすくなりますからね。
現代は学校でも会社でもストレスが溜まることが多いです。
VRを装着するだけで色々な体験ができるメタバースは依存しやすいでしょう。
特に子供達には利用に対してしっかりと親子で決め事をした方が良いでしょう。
日本ではパナソニックがメタバース事業に参入
日本企業では、パナソニックがメタバース事業に本格参入すると表明し、
VRグラスなど関連製品3つを発表しました。
★「MeganeX(メガーヌエックス)」
★mutalk・マスクのように口を覆う形のBluetoothマイク ★ウェアラブル冷温デバイス「Pebble Feel」 |
メタバースデバイス・MeganeX(メガーヌエックス)はメガネ型
MeganeXは約250グラムと超軽量のメガネ型VRグラスです。
360度の映像を楽しめるほか、
体の動きに合わせてデジタル空間を前後左右に移動できる機能を搭載したのです。
価格は10万円未満に設定し、子会社シフトールの製品として今春に販売する予定です。
VR用ヘッドセットは、メタ傘下のオキュラスや台湾携帯大手HTCが、
両目を丸ごと覆うゴーグル型でシェアを伸ばしているが、
パナソニックは軽さと映像の鮮明さで消費者にアピールするようです。
メタバースアイテム・mutalk(マイク)
mutalkはマスクのように口を覆う形のBluetoothマイクです。
メタバースでの利用以外にカフェやコワーキングスペースでの会議でも使えるとしています。
対応OSはWindows、macOS、iOS、iPadOS、Android。
連続動作時間は最大10時間。22年夏に2万円前後で発売する予定です。
メタバースデバイス・Pebble Feelとは?
Pebble Feelはメタバース空間の寒さや暑さを再現するウェアラブルデバイスです。
ペルチェ素子で首回りを冷却、加熱する仕組み。
シェーダーの設定でメタバース空間に体感温度を指定できる機能も合わせて提供するとのことです。
ヒート&クールプレートの温度は9~42度。重さは約60g。
連続動作時間は15~25時間程度。
対応OSはWindows、iOS、iPadOS、Android。22年春に2万円前後で発売予定です。
メタバース将来性はどうなのか?
メタバースが注目される理由として、「VR(バーチャル・リアリティ)」のクオリティが向上したことが挙げられます。
近年では、VRの体験をより現実に近いものとするため、VRゴーグルをはじめとした、
VRデバイスの急速なリリースが話題を呼んでいます。
メタバースはVR技術の進歩で
発表されるデバイスのクオリティは年々向上し、
利用ユーザーのさまざまな趣味趣向の多角化に対応しています。
また、VR技術を活用したコンテンツが世の中に多く浸透し始め、
仮想空間に触れる機会が増加したことも注目を集める理由として挙げられます。
映し出される映像の解像度はもちろんのこと、
ゴーグルの軽量化やワイヤレス化など、
日々進歩するVR技術はメタバースの需要拡大には欠かせない存在となっています。
メタバースとNFTの関係性
メタバースを語るうえで大切な存在となるのが「NFT」です。
実際に耳にしたことがある方も少なからず居るのではないでしょうか?
「NFT」は、近年注目が高まっているワードであり、
「NFT」とは、「Non-Fungible Token」の頭文字を取った略語であり、
「非代替性トークン」といった意味合いを持ちます。
NFTアートはバーチャル空間でデジタルファイルの所有権を証明
画像、動画、音声、物理的物体などのデジタルファイルは複製が可能ですが、
NFTはこのような一つ一つのアイテムに対し、唯一の所有権を公的に証明する働きや、
そのアイテムのライセンス付けをおこない資産価値を定める目的に活用されています。
現在のデジタル市場ではNFTの売買が活発的に取引され、
特にメタバースとNFTの組み合わせで注目を集めているのがNFTアートです。
仮想空間であるメタバース内で描かれたデジタルアートは高額な値段で取引がおこなわれています。
このようなNFTアートのような事例は、
メタバースの発展と共に生まれた新たなビジネスモデルといえるでしょう。
今後もメタバースを活用した経済活動のさらなる活発化が予想されます。
メタバースの将来性はスゴイ!ということになります。
まとめ
メタバースとは?について解説してきました。
仮想空間の事をメタバースといい、いままでバーチャル空間と言えばゲームの世界を言っていたのですが、メタバースという仮想空間はより色々なことができる面白く、楽しい世界のようです。
メタバースでは次のようなことができるようになります。
☑他者と交流したり空間を共有したりできるので、部屋にいながら外国の友達もできる。
☑多数の空間の集合体になっている。
☑大人数が参加できるので、コンサートや演劇鑑賞もメタバースでできるかも。
☑アバターを使って参加することができるので、引っ込み思案の人にも楽しめそうです。
☑自分のスペースやオブジェクト・アイテムを創造することができる。自分の部屋を作れるかも。
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