熟していないキュウイの保存期間は、常温で1ヶ月ほど。 追熟させたキュウイの日持ちは約2週間。 スグに食べきれず常温に置いておくと、さらに追熟が進んでしまいます。 ビニール袋に入れて冷蔵庫で保存しておきましょう。 |
キュウイを美味しく食べるには追熟が必要。
テレビのキュウイのCMでキュウイブラザーズが人気になり、
今キュウイの販売量が右肩上がりに伸びているんです。
ただ切り口がグリーンのキウイはスーパーで購入後、すぐに食べれば酸っぱくて
、日本人にはあまり人気があるフルーツとは言えないかもしれません。
ただ追熟して熟せば甘みが増してきます。



キュウイの食べ頃はどうやって判断したら良いのかな?
「キュウイは完熟しても皮の色が変わりません、ですから見た目で判断することは難しいです。」
「ということで、キュウイの食べ頃は手で触り触感で判断しましょう。」



おーなるほど、手で触って食べごろを判断するわけね♪
でも、キュウイを触ってどんな感じだと食べごろなの?
「手で優しく包み込むようにして軽く握ったときに、柔らかな弾力を感じたときが食べ頃です。」
「この感覚もすぐにはわからないので、実際に切ってみて確認し、食べてみて覚えるしかないです」
「もう一つの確認方法は、頭とお尻の部分を持って握ってみてください。
この時に弾力を感じた時も食べごろの合図です。」



なるほど、でもこれって職人ぽい判断基準ね、、。
実際に日にちで、何日位とかないの?
キュウイの追熟は気温が15度を超えると進み始めます。
15~20度ぐらいの温度であれば、未熟なキウイは常温で10日前後で食べごろになります。
やや熟れたキュウイだと、少し早めに3~4日で食べるとよいでしょう。
注)キュウイを追熟する時はリンゴとかバナナと一緒のカゴに入れておくと早く熟してきますよ。
追熟が遅れるのは寒くなって温度が15度より低くなったときです、
この温度になると追熟は進みにくくなっています。
この状態になると、甘味がなかなか強くならないというデメリットもありますが、
賞味期限が長くなるというメリットもあります。
未熟なキュウイは常温で約1カ月、やや熟れたキュウイでも10日前後は持ちます。
ただし、この目安も購入時の熟し加減によって違ってきますので注意してください。



よく分かった、追熟は常温で、バナナやリンゴと一緒に入れて、
10日前後で食べごろというわけね。
購入時の熟し加減で、この目安も変わると、そういうことね。
ところで何故バナナやリンゴと一緒に入れておくと早く追熟するの?
キュウイの追熟、バナナ、リンゴと一緒に入れるわけは?
キュウイを早く追熟させたい場合にこれはおすすめの方法です。
フルーツの追熟は、エチレンガスにより促されるんです。
エチレンとは、りんごやバナナ、アボカドなどの植物が発する成長ホルモンのことです。
エチレンは酵素の働きを促して、デンプンをブドウ糖にまで分解して甘味を高める働きがあるんです。
エチレンガスを発生させるりんごやバナナと一緒に保管ケースにいれ、
軽く閉じておくと、追熟を早めることができます。
だいたい追熟の目安は2~3日程度です。
エチレンガスは、りんごの方がバナナやみかんに比べ、
ガスをよく発生させると言われているんですよ(^^)



そうなんだ、エチレンガスなんて初めて聞いた!
リンゴ、バナナ、アボカド、ミカンとかも
そうなのね。
ところで、キウイの食べきれなかったものは、
冷蔵・冷凍とかに保管するときの注意点てなに?
キュウイを冷蔵・冷凍保管する方法は?
追熟させたキウイの日持ちは約10日前後ほどです。
すぐに食べきれない場合は冷蔵庫に保管しましょう。
追熟したキュウイを常温に置いておくとさらに追熟が進んでしまうので、
ビニール袋に入れて冷蔵庫で保存しておく方がいいでしょう。
先ほどお話しましたが、熟していないキウイの保存期間は、常温で約1ヶ月ほどです。
食べきれなかったキウイは皮を剥いてスライスして、
ラップを敷いて重ならないように並べ、
その上にラップをかぶせて
空気が入らないようにして
ジップ付きの保存袋に入れ冷凍しましょう。
解凍しても元の食感には戻らないので、
食べる時は解凍しないで、そのまま食べましょう。
刻んでヨーグルトに入れても良いでしょう、
スロージューサーがあれば他の野菜や果物と一緒に入れ
生ジュースにしてもいいでしょう。
冷凍キュウイの使い方は色々試してみても
面白いかもしれません。



なるほど、冷蔵と冷凍で保管しても食べられそうですね、
キュウイが余ったらやってみようかな♪
ねぇねぇテレビのCMでキウイブラザーズが人気に
なって、キュウイの売れ行きが良いそうなんだけど?
あの酸っぱいキウイを子供が好きになるとは思えないんですけど。
キウイのバカ売れ!売れ行きが伸びている理由は?
なぜここにきてキュウイがバカ売れしているかというと、
キウイブラザーズのCMが人気になったこともありますが、
糖度の高いキュウイが開発されたからなんです!
日本に流通しているキュウイのブランドはゼスプリがほとんどです、
そんなゼスプリの商品面でも劇的な進化を遂げていたんです。
2012年に開発された「ゼスプリ・サンゴールド」だ。
従来の果肉が緑色で酸味が強かったものに比べて、果肉が黄色で、
「甘く、すっきりとしたトロピカルな酸味がある」のが特徴だそうです。
ゼスプリは、日本の消費者が求める甘いキウイフルーツを提供するため、
糖度基準をクリアしたものだけを流通させているんです。
1年中、こうしたキュウイフルーツを提供することで消費者をつなぎ止める狙いがあるようです。
サンゴールド種は特有の病気に強い。
収穫量も多く、高価格で販売できるゼスプリの旗艦商品だそうですよ。
このサンゴールドが酸味を苦手にしていた消費者を取り込んだそうです。
CMの力もあったでしょうが、1番はサンゴールドがヒットしたこと!
そのようにゼスプリ日本法人社長がおっしゃています。
どんなに宣伝しようがその商品が良くなければ人気にはなりませんよね。
この果肉が黄色いサンゴールドというキュウイが甘くて日本人の舌に合ったんですね!
大人でもキュウイの酸っぱいのは好んでは食べませんものね、甘くて子供でも美味しく食べれば
まだまだ伸びそうなきがします。
ゼスプリが夢見るのはバナナ、りんご、みかんなど、フルーツメジャーの仲間入りをすることだそうです。
このままスーパーで売れ行きが爆発して行けば、その夢も実現しそうです。



甘いキュウイのサンゴールドが人気になったので、
キュウイがバカ売れしているんですね。
そのキュウイを日本の農家も生産しているって聞いたんですけど、
それはほんとなんですか?
ゼスプリが日本の農家と契約してキュウイを生産。
キュウイは季節のフルーツで、今までは通年を通して
スーパーの店頭に並ぶことはありませんでした。
ゼスプリが日本のキュウイの輸入品なのですが、
ニュージーランドで生産と収穫は年1回だけなんですね。
ほかの果物に比べてキュウイは比較的長期保存が効く果物とはいえ、
ニュージーランドで4月頃に収穫されたキュウイは、
温度管理を徹底しても8カ月間しか品質を保つことができないのだそうです。
そのため、12月から3月頃にかけては、
キュウイの在庫が底をついてしまう状況になっていたんだとか。
そこで、ゼスプリ社は思い切った経営判断をくだしたのです。
南半球にあるニュージーランドと、
北半球にある日本では季節が逆であることを生かし、
2003年からは日本の契約農家でゼスプリブランドのキュウイを生産してもらい、
冬場にも販売できるようにしたんです。
つまり、4月〜12月頃までがニュージーランド産で、1月〜3月頃が国産となったんです。
これで日本のスーパーの店頭に、1年中商品を安定して供給できる仕組みができあがったんですね。
季節物の、りんごやみかんとこの点は決定的に異なる生産方法なんです。



日本の契約農家がゼスプリのキュウイを生産していたなんて、
初めて知りました。
一年中甘いキュウイがスーパーで売られるようになって
きたんですね。
これからキウイブラザーズがますます活躍しそうですね!
セブンイレブン限定でキュウイブラザーズ付録のGROWが発売されたけど、
あっという間に売り切れでした( ゚Д゚)
キュウイブラザーズの人気はドンドンとアップしていますね。
まとめ
キュウイの保存期間と保存方法をお話してきました。
★キュウイは購入後は追熟する必要があると
追熟ごは冷蔵庫や冷凍庫での保管法をご紹介しました。
★キュウイがバカ売れした原因は甘くて糖度の高い
サンゴールドという新種のキュウイが日本の
消費者に受け入れられ、そこにキュウイブラザーズのCM効果!
★サンゴールドがメジャーのフルーツになるように
生産者も頑張っています。?