この種苗、文字自体は難しい感じではないんですが、 読み方で悩んだ方多いんじゃないでしょうか? |
そこでこのページでは種苗の読み方と意味、「たねなえ」と「しゅびょう」どちらが正しいのかを解説していきます。
種苗の読み方は?

「たねなえ」かな?
以前旅行で行った温泉街のホテルで
株)〇〇たねなえ御一行様ってなってたし。

む~、、、残念、、違います。
そんな間違いよくあるんですよね。
結論から言いますと、種苗の読み方は!
「しゅびょう」です!

なるほど「しゅびょう」って読むんだね、
タネとなえでしゅびょうか、、おぼえたよ。

また種苗(しゅびょう)の「種(しゅ)」が用いられている言葉には、
「・種族(しゅぞく)・種類(しゅるい)・種子(しゅし)・雑種(ざっしゅ)」などがあります。
種苗(しゅびょう)の「苗(びょう)」が用いられている言葉には、
「・苗圃(びょうほ)・育苗(いくびょう)・痘苗(とうびょう)・苗裔(びょうえい)」などがあります。
種苗の読み方が分かったところで、以前Twitterでいろいろバグった、
種苗改正法ってなに?
そもそも種苗法ってなんなんでしょうか?調べてみました。
種苗法ってなに?種苗改正って何を改めるの?
一般的に種苗法って知られていませんよね?
タネとなえの法律ってどんなものなんでしょか?
調べてみました。
現在の種苗法は、1991年に改正された植物の新品種の保護に関する国際条約 を踏まえて、旧種苗法 (農産種苗法 昭和22年法律第115号)を全部改正したものだそうです。育成者権における権利の形態は、特許権や実用新案権のしくみと非常によく似ています。 例えば、優先権や専用利用権、通常利用権、 先育成による通常利用権、裁定制度、職務育成品種など、多くの共通点を有しているんです。 ところが、この種苗法における育成者権を巡っては、他の知的財産権と同様に、 |
2020年9月24日のニュースで次のような種苗に関することが報道されました。
~~~~~~~~ここから~~~~~~~~~~~~出典Yahooニュース(時事通信社)
【日本の種苗、中韓で無断流通か 「紅ほっぺ」など36品種 農水省が調査】
中国と韓国でインターネット通販されている果実の種苗の中に、
「紅ほっぺ」や「紅ゆたか」など日本で品種登録された名称のものが少なくとも36品種あることが24日、農林水産省の調査で分かった。
いずれも日本の開発者の許諾を得ていない。高品質で知られる日本産の果実は中韓でも人気があり、種苗が無断で持ち出された可能性がある。
7月に委託業者を通じて中韓の複数の通販サイトを調べた。
調査結果は近く公表される。中国では、静岡県が開発したイチゴ、紅ほっぺが「紅顔」、
佐賀県の「さがほのか」が「佐賀清香」、山形県のサクランボ、紅ゆたかは「紅豊」
などとして商品名に使用。韓国でも愛媛県のかんきつ「甘平」を想起させるハングル名の種苗が売られていた。
商品が日本の登録品種そのものか、名称のみ使われているのかは不明。仮に名称だけだとしても、
低品質な種苗に使われて輸出されれば日本産ブランドが受ける打撃は大きい。
中韓で日本の開発者が品種登録していれば販売差し止めなどの対応ができるが、
多くは未登録だ。さらに出願期限も過ぎている。
かつて日本のイチゴ品種が韓国に流出し、無断栽培された例では、
日本産の損失額が5年間で最大計220億円に上ったと推計されている。
政府は先の通常国会で海外への無断持ち出しを規制するための種苗法改正案を提出したが、
審議時間が足りず、法改正は先送りされた。
~~~~~~~~~~~~ここまで~~~~~~~~~~~
相変わらず中国と韓国はやることがえぐいは、
日本の農家の方達ってホントにまじめで、日々コツコツと営農しているのに、
それをパクッテいかにも自分たちが開発したんだよ!
みたいな顔して売り込んでくるんだね、、ことわざの「厚顔無恥」とはこのことだね!
日本の優秀な種苗を守る法律は種苗法だけでは無理があるみたいですね。
それで種苗改正法が騒がれたんですが、
反対意見が多すぎて見送りになったんですが、
頻繁に海外でこのようなことが起こるようだと、種苗を守るために早く改正した方がいいのかもしれませんね。
まとめ
種苗の読み方は・・・・「しゅびょう」
たねなえではありません。
★種苗法は「たねとなえ」の特許みたいなもの、開発者が品種を登録すると権利を得られる。
★種苗改正法・・・新種をせっかく開発して種苗法で守られていても、
種苗が海外に持ち出されれば、開発者の苦労も台無しになってしまいます。
種苗が海外に持ち出されないようにするのが、種苗改正法だそうです。