湯たんぽを使う時の温度は何度がいい?気を付けないといけない低温火傷とは?

雑学
寒い冬!布団の中に入った瞬間に足元が冷たくひんやりとするのと、
暖かくホッとするのとどちらが良いですか?

もちろんホッとする暖かさに包まれた方が良いですよね。
手軽に省エネでそれができるのが湯たんぽです!
百均でも売っているので、この冬は湯たんぽを使ってみませんか?

この記事では湯たんぽを使う時の適正温度は何度がいいのか?
低温火傷に気を付けるにはどうすればいいのか、
解説していきたいと思います。

湯たんぽを使う時の温度は何度位が良いの?

湯たんぽは、何度くらいのお湯を入れるのが良いのでしょうか?
沸騰したお湯を入れると火傷してしまうし、ぬる過ぎてもあっという間に冷めてしまいます。

やはり、布団に入る時にはしっかり温かくて、
ホッとする気持ちにしてくれる、そんな使い方が良いですね。
そんな湯たんぽにするには、お湯の温度は約80℃位にするといいですよ。

そして、保温性のあるフリース素材やニット、キルト生地などの厚手のカバーを使って、
湯たんぽをしっかりと包むとお湯が冷めるのを防いでくれます。

湯たんぽのカバーは、温度を下げない為だけでなく、
肌が直接湯たんぽに当たって、火傷をしないようにするためにも必ず使いましょう。

それでは、約80℃位のお湯はどうやって準備したらよいのか?

一番は温度計を用意しておくのがいいですが、
毎回々温度計で計るのは面倒という方は、簡単に判断できる方法をご紹介します。

(1)鍋でお湯を沸かすと分かりやすいです。

一番分かりやすいのは鍋でお湯を沸かすのが直接見れるので、分かりやすいです。

★70℃:鍋の底から小さい泡が立ってきて、だいぶん増えてきた頃
★80℃:鍋の底面全体から泡が出てくるようになり、すぐはじけるようになった頃
★90℃:底から出てくる泡の大きさが大きくなってきた頃

ヤカンやケトルでもお湯は沸かせますが、温度は分かりにくいですよね。
鍋なら見ていることができるので、判断できます。

それでもいちいち見ているのが面倒という方は、
半分くらい水を入れて一度沸騰させてしましましょう。

その後に水を足して、温度を調節してあげましょう。
沸騰させると100℃ですから、水を半分くらい入れると約80℃弱になります。

一リットルのお湯に、500ml水を加えるとちょうどいいくらいです。

湯たんぽを使う上で注意することは?

やはり湯たんぽで一番気を付けなければいけないのは、

「低温やけど」です。

「低温やけど」とは、カイロやゆたんぽなど、体温より少し高めの温度(44℃~50℃)のものに長時間触れ続けることによって起きる火傷です。
症状が見た目にはわかりにくかったり、
痛みを感じにくいことがあるので、軽症と勘違いしてしまいがちです。

1.低温やけどの症状

やけどは、皮膚がどの程度ダメージが与えられているかに応じて、
1~3度までの症状に分けられています。

軽い症状(1度)の場合は、ヒリヒリとした痛みと、
うっすらとした赤みが生じ、中度(2度)の場合は強い痛みや赤み、水ぶくれが発生します。
ひどい場合(3度)は、皮膚が壊死してしまい、
病院での治療に2週間以上かかってしまいます。

通常の火傷は皮膚に直接熱源が触れて起きるんですが、
低温火傷は皮膚の奥深くでじっくりと起きてくるので、通常の火傷より治りにくいのが特徴です。

低温やけどの予防方法

★「湯たんぽ・電気アンカは就寝時には取り出す」

これが一番のリスク回避方法です、
湯たんぽを厚手のタオルやゆたんぽ袋、専用カバーなどで包んでも「低温やけど」になる恐れがあります。

湯たんぽや電気あんかは就寝前に布団に入れ、布団を温める目的で使用するようにし、就寝時は布団から出すようにしましょう。

暖かい布団の方が、冷たい布団に入るよりは気持ちはホッとしますので、早めに用意して布団の中に入れて置き、
寝る時には布団から出すようにした方がいいですね。

もし低温火傷になんかなったら、最悪です。

まとめ

寒い冬に暖かい布団に入りホッとする、
その為に湯たんぽを使いましょうというお話をしてきました。

湯たんぽのいれるお湯の温度は約80℃位がいいです。
低温火傷を防ぐ為に早めに布団の中に入れて置き、布団に入ったら
湯たんぽを布団から出すようにしましょう。

湯たんぽで、冷っとする布団から、ホッとする布団に変えましょう。

 

 

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