いまやシニア俳優が大活躍する時代になってきました。
60代以上でも若々しく魅力のある俳優さんが多くなってきました。
そこで、現在活躍している男性シニア俳優5名を選んでみました。
目次
男性シニア俳優:最先端で活躍中5名
- 阿部寛(あべ ひろし)
60代でドラマ・映画に多数出演し続ける人気俳優。現在日曜劇場「キャスター」でも主役で出演し人気ドラマになっています。 - 舘ひろし(たち ひろし)
70代で「カッコいい俳優」ランキング1位、映画やドラマで主役級。映画「帰ってきたあぶない刑事」では共演の柴田恭兵さんと激しいアクションも披露していました。 - 草刈正雄(くさかり まさお)
70代で渋い魅力が光る、幅広い役柄で活躍。 - 水谷豊(みずたに ゆたか)
70代で「相棒」シリーズなど長寿ドラマで主演。 - 松重豊(まつしげ ゆたか)
60代で「孤独のグルメ」など話題作に多数出演
シニア俳優が活躍する理由を5つ選んでみました。
1. 高齢化社会による需要の増加
日本は高齢化社会であり、高齢者向けの商品やサービスが増えています。
これに伴い、テレビドラマやCM、広告などでシニア世代をターゲットにした表現が求められ、シニア俳優の需要が高まっています。
特に同世代が出演することで訴求力が増すため、シニア俳優の起用が増加しています。
2. 豊富な人生経験が演技に深みを与える
シニア俳優は長い人生経験を持ち、それが演技にリアリティーや深みをもたらします。
若い俳優にはない説得力や個性が評価され、夫婦関係や社会的な立ち振る舞いなど、実際に経験したことが演技に活かされる場面が多いです。
3. シニア自身の意欲と健康面の充実
現代のシニア世代は心身ともに元気で、老後も刺激的で充実した日々を送りたいという意欲を持つ人が多いです。
俳優養成所に入所し、演技の基礎を学びながら自己管理や健康維持にも取り組むことで、活動の幅を広げています。
また、芸能活動を通じて生きがいや情熱を感じ、イキイキとした生活を送ることができる点も活躍の後押しとなっています。
4. シニア向けの俳優養成所や事務所の増加
シニア俳優を育成する養成所や、シニアタレントの募集を積極的に行う芸能事務所が増えているため、シニアでも俳優を目指しやすい環境が整っています。
敷居が比較的低く、レッスンを受けながら演技力を磨き、仕事のチャンスを得やすい状況です。
5. シニア俳優の絶対数が少なく需要が供給を上回る
シニア俳優の数がまだ少ないため、折込チラシのモデル、ドラマの脇役、再現VTR、CMなど多様な仕事が常に存在し、需要が供給を上回っています。
演技力や自己管理能力、情熱を持つシニアは活躍の場が多いのです。
以上のように、社会的背景の変化とシニア自身の意欲・経験、そしてそれを支える養成環境の整備が相まって、シニア俳優が活躍できる理由となっています。
シニア世代の豊かな人生経験が俳優としての個性や表現力に直結し、今後も需要は増加傾向にあると言えるでしょう。
60代、70代のあなたが俳優を目指す!かなりのチャレンジだと思います。
しかし、元気なうちはつねにチャレンジして、若々しく過ごしていきたいものです。
そこで、シニアが俳優を目指すためにお勧めの養成所をご紹介していきます。
是非参考にしてください。
60代から俳優を目指すお勧め養成所
60代の素人が俳優を目指すのはかなりのチャレンジですが、素敵です。
シニアが俳優を目指す際に安心して学べる、おすすめの養成所を5つ厳選しました。
それぞれの養成所にはシニア向けコースや実績、サポート体制など、特徴的な強みがあります。ご自身の目標やライフスタイルに合ったスクール選びの参考にしてください。
テアトルアカデミー
シニア向けの専門コースがあり、プロ講師による丁寧な指導と実践的なレッスンが魅力。
演技・歌唱・モデル・日本舞踊など幅広いスキルを学べ、人生経験を活かした表現力を伸ばせます。
全国に校舎があり、未経験者でも安心してスタートできる環境です。
サンミュージックアカデミー
芸能事務所直結のため、デビューへのチャンスが多いのが強み。
年齢不問でシニアも歓迎され、特待生制度もあります。
全国展開しており、幅広い世代が学べる環境が整っています。
ノーリーズンファーム
老舗芸能事務所直結で、6歳から65歳まで幅広い世代に対応したコースを用意。実践的なレッスンと柔軟な時間設定で、社会人やシニアも無理なく通うことができます。舞台やドラマへの出演実績も豊富です。
優プロ
制作会社との強い繋がりがあり、現役の俳優や監督から直接学べる実践的なレッスンが特徴。
多くの案件や自社制作の舞台・映画があり、シニアにも活躍の場が用意されています。
劇団ひまわり
長い歴史を持つ養成所で、多くの実力派俳優を輩出しています。
映像から舞台まで幅広い環境で学べます。
これらの養成所は多くの俳優さんやミュージシャンを輩出しています。
しかし、特待生以外は入所時には費用が必要になってきます。
シニアが俳優養成所に通う際の費用は、スクールやコース内容によって異なりますが、主な大手養成所の例を挙げると以下の通りです。
テアトルアカデミー(シニアコースの場合)
- 入所金:137,500円
- 教育充実費:159,500円(地域によっては137,500円)
- 合計入所費用:275,000円~297,000円
- 月謝:19,800円(3か月分前納の場合)
劇団ひまわり
- 入所金:132,000円
- 月謝(研究費):16,500円
サンミュージックアカデミー(シニアコース例)
- 入所金:30,000円(税込33,000円)
- 教材費:20,000円(税込22,000円)
- 月謝:4,000円~22,000円(税込)
※コースや回数により異なる
一般的な芸能スクールの相場
- 入所費用:無料~約25万円
- 月謝:無料~約45,000円
まとめ
- 入所時に10万円~30万円程度の費用がかかる場合が多いです。
- 月謝は4,000円~20,000円台が一般的です。
- スクールやコース内容、地域によって変わってきます。
それでは、実際に入所後にはどのようなことが行われるのでしょうか。
シニア俳優が活躍するための具体的なレッスン内容は
シニア俳優が活躍するための具体的なレッスン内容は、基礎から応用まで幅広く設定されており、年齢や経験に応じて段階的に学べるのが特徴です。
主な内容は次の通りです。
演技基礎・応用
- 腹式呼吸、発声、姿勢などの基礎訓練
- 自己開放や感情表現など、表現者としてのスキル強化
- シーンワークやエチュード(即興劇)、レペテーション(反復練習)などを通じて、役を自分事として捉え、リアリティある演技を身につける
- 監督ワークショップやアクティングコーチによる現場対応力の養成。
フィジカルトレーニング
- 体幹トレーニングやストレッチ、ポージングなど、身体づくりを重視。
- 年齢に合わせた無理のない体力づくりと健康維持。
歌唱・発声
- 正しい発声法の習得
- 歌唱レッスンで表現力や声の幅を広げる。
日本舞踊・時代劇所作
- 日本舞踊や時代劇所作の基礎を学び、役柄の幅を広げる。
モデル・声優関連
- モデルとしてのウォーキングやポージング。
- 声優としての発声や朗読、ナレーション技術。
実践的スキルと自己プロデュース
- オーディション対策や現場での対応力。
- パーソナルカラー、メイク講座など見た目の印象アップ。
- 自己の個性や人生経験を活かした表現方法の発見。
特徴
- 年齢や経験に応じて個別対応し、初心者でも安心して学べる
- 定期的な発表会やオーディションで実践経験を積む機会がある
- 人生経験を活かしたリアルな演技や表現が求められる。
このように、シニア俳優向けのレッスンは、演技・身体づくり・表現力・現場対応力など多角的に構成されており、年齢を重ねたからこそ生かせる個性や経験を引き出す内容になっています。
まとめ
高齢化社会になってきて、ますますシニア俳優のニーズが高まってきています。
しかし、需要と供給のバランスが追い付かず、素人であっても俳優養成所でしっかりとした基礎さえ学べば、活躍できるチャンスが多くあります。
長い人生で経験したリアルな演技は視聴者に共感を与えるでしょう。
新しいチャレンジとして俳優を目指すのも良いかもしれません、是非この記事を参考にしてみてください。