大谷翔平選手が現在も使っていると思われる、目標達成シート(マンダラチャート)これを使いこなすことによって、目標が必ず達成できる⁈そんな目標達成シート(マンダラチャート)の使い方についてご紹介します。 |
目次
大谷翔平の目標達成シート(マンダラチャート)について
下の目標達成シートは私が使っている、「OPEN WINDOW 64」というマンダラチャートです。
64のマス目を全て埋めていくことにより、目標達成が可能になるというもの。
初めて見る方にはなんだこれ?と思うかもしれませんが、マンダラチャートといわれる目標達成シートです。
自分の達成したい目標を真ん中に書き入れて、その周りの8枠にその目標を達成するための基本思考を右回りに書き入れていきます。
一番上に最重要なこと、そして順次右回りに順番をつけて書き入れていく良いでしょう。
ここでは大谷翔平選手が高校1年の時に作ったものを見てみましょう。
大谷翔平・高校1年時に作ったマンダラチャートについて
大谷翔平選手が卒業するまでに必ずやると決めた、目標のマンダラチャートです。
真ん中に「ドラ1・8球団」、それを達成するための8つの基本思考が「コントロール」「キレ」「スピード160km/h」「変化球」「運」「人間性」「メンタル」「体づくり」です。
8つの基本思考と8つの行動目標について
そして、この8つの基本思考を達成するために、8つの行動目標を決めていきます。
右回りの最初の「コントロール」をみてみましょう。
大谷翔平選手は投手にとってコントロールが一番大事だと考えていることが分かります。
そして、「キレ」「スピード」「変化球」と続いていきます。
皆さんが作るときも、これを参考にすると良いかもしれません。
スポーツ選手が成功するためには、この直接的行動以外に、間接的行動が大切だと言われています。
特に、「体づくり」「メンタル」は必ず入れた方が良いそうです。
花巻東高校出身の菊池雄星選手のマンダラチャートにも、「体づくり」「メンタル」は入っていたそうです。
さぁ大谷翔平選手が15歳で立てた目標はどれだけ達成しているのか、チェックしていきましょう。
目標達成シート使った大谷翔平の達成度を深堀
大谷翔平選手の現在の成功にマンダラチャートがどのように役立ったのか深堀していきます。
大谷翔平が作った目標達成シート(マンダラチャート)が次のようでした。
これが高校1年の大谷翔平選手の目標達成シート(マンダラチャート)なのですが、現在の姿を見るとほぼ全部達成できていると思いますが、どう思いますか?
大谷選手の直接的・行動目標、「コントロール」「キレ」「スピード」「変化球」
これって全部投手としての目標ですよね!
15歳の時は、投手でプロになろうと思っていたのでしょう。
ところが、ケガにより投球練習ができなくなるというアクシデントが大谷選手を襲ったんです。
しかし、バットを振るときは痛みがないということで、オフシーズンはバッティングの練習ばかりしていたそうです。
バッター大谷翔平の才能が目覚めた原因について
その当時の様子を監督が次のように話をしています。
「大谷本人もそうだったと思いますが、その時点では『ピッチャー・大谷翔平』の意識しか私にはなかった。
もしかしたら、ピッチャーとして三年間、順当にいっていれば『バッター・大谷翔平』があそこまでのものになっていなかったかもしれない。
技術もそうですが、バッターに対する意識も含めて。
怪我をしたこと自体は決していいとは言えません。
ただ、本人の野球人生においては、あそこで怪我をしたことがその後の未来を変えたと言ってもいいかもしれません。
ピッチャーを意識するなかで、2012年のセンバツ大会前のバッティングを見たときは『こんなに打球が飛ぶのか』と思うぐらい、果てしなくボールを飛ばしていた。
あの期間の練習というのは『バッター・大谷翔平』の基礎をつくるには大事な期間だったと思います」
【出典 道ひらく、海わたる~大谷翔平の素顔~】
大谷選手は投手としての目標は高校3年時には全部達成しています。
大谷翔平高3の夏スピード160㎞/h計測
最後の夏は岩手大会決勝で敗れて甲子園には届きませんでしたが、
準決勝の一関学院戦で、大谷選手が日本の高校生として初めて160キロを計測しました。
これで、15歳の時に作ったマンダラチャートの「スピード160km/h」達成!
この時点で、ほとんどの球団はドラフト1位指名に決めていたようです。
大谷選手も3年の夏が終わったときは、プロにはピッチャで行こうと考えていたようです。
大谷翔平・プロで2刀流を決断したきっかけ
日本の球団から1位指名が確実(マンダラチャート目標達成)なときに、
大谷選手は投手としてメジャーに行きたいという気持ちがあったようです。
「大谷メジャー挑戦」の大見出しとともに、各スポーツ紙が大谷の決断を報じたのはドラフト会議の四日前のことだったんです。
日本の高校生でドラフト1位の有力候補と目されていた選手が、プロ野球を介さずに直接メジャーリーグ球団と契約を結ぶという前例がなかった中、大谷の「最初の選択」は日本中の注目を集めました。
日本ハムが大谷選手を単独指名
メジャーに行く宣言をした大谷選手に、ドラフト当日に日本ハムが単独指名したんです。
日本ハムの栗山監督がすぐにメジャーに行くよりも、2刀流で日本ハムでやらないかという話があったそうです。
当初不安であった大谷選手も、栗山監督の話を聞いて、2刀流でやろうと決断して日本ハムに入団しました。
当初は、2刀流でプロでという前例がなかったので、大御所といわれる人たちからぼろくそに言われていました。
2刀流を始めた当初は批判が
二刀流は体への負担が大きい」「結果的に、どちらの才能も失ってしまう可能性がある
そんな声に対して、大谷選手は以下のように答えています。
自分がどこまでできるのか、人間としても、どこまで成長できるのか楽しみです。
二刀流を叶えたとき、そこには大きな価値があると思う
自分が成功すれば、同じように二刀流に挑戦する選手が続くと思いますし、いろんな可能性が広がるはずです。
今はとにかく頑張って、新たな道を作れるような選手になりたいと思っています。
【出典 道ひらく、海わたる~大谷翔平の素顔~】
日本ハムに入る決断をしたことが、今の大谷選手の偉業につながったんですね!
でも、ちょっと15歳の時に作ったマンダラチャートを見返してみましょう。
マンダラチャートの間接的目標達成が今の大谷翔平をつくった!
私が興味を持ったのが、「運」「人間性」「メンタル」「体づくり」この間接的目標設定の達成が、2刀流で大活躍できるようになった、大谷選手を作り上げたような気がします。
1.高校生の時の怪我がもとで打者としての才能を開眼!(運)
2.メジャーに行く宣言から、日本ハム単独指名、栗山監督との出会い(人間性)
3.メジャーで2刀流で大活躍、MVP,ホームラン王(メンタル)
4.投手としての怪我、2024年は打者に専念、体が大きくなった(体づくり)
大谷翔平 18歳~30歳目標と現実について
目標 | 達成 | |
18 | メジャー入団 | 日本ハム入団 |
19 | 3A昇格、英語マスター | 二刀流で試合に出場 |
20 | メジャー昇格、15億円 | NPB史上初の「2ケタ勝利&2ケタ本塁打」 |
21 | ローテーション入り、16勝 | 勝利、防御率、勝率の「投手三冠」 |
22 | サイヤング賞 | 日本人最速165キロ&日本一 |
23 | WBC日本代表 | メジャー移籍 |
24 | ノーヒットノーラン | 新人王 |
25 | 25勝 | 日本人初のサイクル安打達成 |
26 | ワールドシリーズ優勝、結婚 | MLB初の「二刀流」適用選手 |
27 | WBC日本代表MVP | MVP |
28 | 男の子誕生 | 「2ケタ勝利&2ケタ本塁打」と、投打ダブル規定到達 |
29 | ノーヒットノーラン2度目の達成 | WBC世界一、2度目MVP、ドジャース移籍、結婚 |
30 | 日本人最多勝 | ワールドシリーズ制覇? |
目標を掲げた時は投手としてやっていこうと思っていたのでしょう。
18歳で日本ハムに入ってからは、モンスター大谷選手の始まりですね、
2024年はどんな活躍をしてくれるのか、ホントに楽しみです。
さぁ目標達成シートを使いこなせば、大谷選手のように色々と夢を達成できるかもしれません!
マンダラチャートの使い方について解説していきます。
目標達成シート(マンダラチャート)の作成手順
自分の目標を整理し、具体的な行動に移すためのステップを紹介します。
目標達成シートを作るにはダウンロードして、用意しましょう。
手書きが良いという方には、目標達成ノートがお勧めです!
1達成したい目標を書き出す
1,最初に自分が達成したい目標を全て書き出してみましょう。
2,書き出し目標の中から、自分にとって一番重要なものを選びます。
3,マンダラチャート目標達成シートの真ん中にその目標を書き込みます!具体的な数字があるのでしたら書き込みましょう。
4,真ん中に書き入れた目標を達成するための基本思考8個を、上から右回りに書き入れます。
5,基本思考8個を外側の真ん中に書き込んでいきましょう。
6,最後に基本思考を達成するための行動目標を、それぞれの基本思考の外に8個書き入れていきましょう。
大谷選手のように目標を達成するための直接的行動と間接的行動に分けると良いかもしれません。
大切なのは、真ん中に書き入れた目標が達成できた時の感情を鮮明にイメージし、その時の感情も書き出しておきましょう!
イメージが鮮明であればあるほどモチベーションが維持でき目標も達成することができます。
基本思考のなかの行動目標もルーティーン化できるものは、習慣になるように毎日チェックシートで確認しましょう。
✅一日を振り返り、良かったことを書き出す。
✅今日をもう一度やり直せるとしたらどうするか書き出す。
この時に「今日は決めたことが全てできて、OK」であっても、もっとやれることはなかった?とか自問して書き出しましょう。
✅明日やることを書きだします。
習慣化していない行動や、必ずやることを書いておきましょう。
これを毎日続けて、目標達成シート(マンダラチャート)の行動目標を達成していきます。
行動目標が習慣になって、意識しなくても毎日できるようになったら、その項目は削除して新たに基本思考を達成するための行動目標を追加するのも良いと思います。
大谷選手はスキルアップの行動はもう習慣化していると思うので、次々に新たな目標を追加しているのではないでしょうか。
見ていると常に進化を続けているので、ホントに凄いと思います。
大谷選手のマンダラチャートを参考にして作ってみるのも良いかもしれませんよ。
スポーツ以外にも、ビジネスや学業でもマンダラチャートが使えるので作ってみましょう。
目標達成シート(マンダラチャート)ビジネスや学業での応用
大谷翔平選手の目標達成シートをビジネスや学業にも活用する方法を解説します。
作り方は一緒なんですが、ビジネスや学業でマンダラチャートを使うときは、期限と数字をしっかりと決め目標設定しましょう。
達成したい目標や行動目標に数字を入れると、具体的に何をやればいいのかがわかってきます。
ぜひ「数字・期限」を決めて作ってみましょう。
記入の仕方は大谷選手のマンダラチャートの記入の例と一緒なので是非やってみてください。
まとめ
大谷翔平選手は次々に目標を達成して偉業を成し遂げています、その目標達成にマンダラチャートが使用されているのは有名な話です。
大谷選手がマンダラチャートをどのように使っているのか、使いこなすとどんなことが起こるのか解説してきました。
是非参考にしてあなたの目標を達成してみませんか。
書き込みだけで毎日の行動が変わってきますよ。