「鋤焼」のよみか読み方、語源はなに?これは納得の物語があった!

すきやき
いまでも良く使われているこの言葉、読み方は「すきやき」といいます。

漢字を書くことはほぼないとおもいますが、「すき焼き」は誰もが知っているたべものです。

このすき焼きの語源をしらべたら、いろいろ面白いことがわかりました。

すきやき
鋤焼 すきやき

これは「すきやき」って読みます。

あなたも好きじゃないですか?

すき焼きがなんでこんな漢字を使うようになったのでしょうか?

漢字の語源を今回は調べてみました。

鋤焼き(すきやき)の語源は?

すき焼きの語源は、もともと江戸時代に農夫達が仕事中に腹が減ると、
農具の鋤〔すき〕の金属部分を鉄板の代わりにして魚や豆腐を焼いて食べたことから

「鋤焼〔すきやき〕」と呼ばれるようになったそうです。

これ以外にも、薄く切った肉を意味する剥き身「すきみ」から「剥き焼き」となったとする説もあります。

現在では一般的に「すき焼き」として親しまれています。

農具の鋤ってなに?

昔の農夫が使っていた鋤
昔の農夫が使っていた鋤

農具の鋤ってどんなものなのでしょう。

この手に持っているものが、「鋤」です。

この鉄の部分で色々な食材を焼いてたべていたんですね。

この鋤と一緒に使われるのが「鍬」

くわです!金偏に秋で鍬ですね、農具の名前ってもっとありそうですね。

 

鍬
くわ

まだありましたよ。

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☆犂(からすき)

種まきや苗の植え付けに備えて最初に土壌を耕す時に使った道具。

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☆唐棹(からさお)

麦や大豆など、穀物の脱穀作業に使用する道具。唐竿、連枷、くるりなどともよばれます。長い竹竿の先端に、回転する短い棒を取り付けた形状をしている。この竿を持ち、むしろの上に広げられた穀物を、短い棒を回転させながらたたき、脱穀する農具です。

NHNの大河ドラマ渋沢栄一の子供時代の回でも実家の農家で使っているのが、放映されていました。

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ここまでで「鋤」「鍬」「犂(からすき)」「唐棹」の4つの農具の漢字を覚えました。

普段めったに使わない漢字なのでこの機会に覚えておいてください。

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まとめ

鋤焼きの読み方や語源などと一緒に、その他の変わった農具の漢字をご紹介してきました。