季節の変わり目の寒暖差疲労はなぜおこるのでしょうか?そして、寒くなると起こるヒートショック症候群!
入浴中の事故で、全国で年間約7,088人が亡くなるそうです(消費者庁・平成30年調査)。 そのうち12月~2月に約半数が発生し、65歳以上の高齢者が大半を占めています。 その原因の多くはヒートショックと言われています。 この記事では寒暖差疲労と危険なヒートショックの原因と対策を調べてみました、是非参考にしてください。 |
「寒暖差の疲労ってなんでおこるの?お母さんも調子悪いって言ってたな。」
目次
寒暖差疲労って原因はなに?
「寒暖差疲労」は、体の冷えやだるさ、肩こりなど体の不調がおこってきます。
前日との気温差が7度以上あるときや、一日の間でも急激な気温差で起こりやすくなるということです。
また、ストレスが多かったり、外出が減っていると自律神経が乱れ、
「寒暖差疲労」が起きやすくなるといいます。
寒暖差に対する対策は?
日をまたがって寒暖差が激しいときは、衣服によって調整することもできますが、一日の間で気温差が激しい場合は、首周りを温めるマフラーなどを用意しておくといいでしょう。
寒暖差が大きいと、体内の環境を整え、体温を調整する自律神経が乱れてしまいます。
疲労回復を高めるビタミンやミネラル、良質なたんぱく質をしっかりとることも大切です。
また夏はシャワーで済ませても大丈夫なのですが、
自律神経を調えるのには、38〜40度ほどのぬるめの湯船に15〜20分ほどつかるのがベスト。
また、毎日続けられるような軽い運動を取り入れるのもいいでしょう。
毎日無理なく続けられるウォーキングやストレッチなど。
「そうね、食べ物と、運動、それにお風呂ね!寒暖差に負けないように注意しよ(^o^)」
寒暖差疲労に対するYahooコメント紹介
寒くなるこの時期は本当に辛いです。体に強い痛みを急激に感じたら、初冠雪だったということがここ数年続いています。一度スイッチが入ると暖かい春になるまで抜けません。夜はよく眠れず、暖かい昼間に眠くなる逆転現象が起きてしまいます。痛いだけで、何でもできるのでいいてすが、辛いです。暖かい日が来ることを、今から願っています。皆様もお体にお気をつけください 【引用yahooコメント】
朝と夜の寒暖差は激しく、一日の中で四季が来るような感覚で衣服の調整をしなければなりませんね。体調管理をしっかりして、健康維持に気を付けないといけないと思います。 こういった寒暖の差は砂漠地方によくみられるものですが、日本にこのような状況が見られるのは珍しいことだと思います。最近、だんだんとそのような傾向になってきたということは、気候変動の一環なのでしょうか。 気温の変化に対応できるように、個人でしっかりと体温管理、そして睡眠や食事をバランスよくとり、免疫力・抵抗力をつけておくことが必要だと思います
暑がりのため普段は薄着で生活してますが、先日久々に風邪をひいてしまいました。 夏場から体を冷やす習慣になっていて、思い返すと風邪をひく原因は多々ありました。 初期対応としてすぐに病院に行きましたが、発熱も無いのにも関わらず、PCR検査を受けないと見れないとの事だったので風邪薬で治しましたが、何だか未だスッキリしませんね。
その他にもたくさんのコメントが寄せられていました。
近年の日本はこの寒暖差が激しくなってきたような気がします、
私がすんでいるところでも、2週間前は夏の暑さだったのが、
今朝は4度位(´-﹏-`;)
昼間でも14〜16度って、いきなり秋を通り越してすぐに冬が来そうな雰囲気です!
寒暖差疲労の対策5つ
1、体を中から温める冷たいものはなるべく摂らないようにして、温かい食べ物を摂るようにしましょう。ショウガを使った料理を食べると体が温まりますよ。
2、体を外から温める 手首、足首、首、両側肩甲骨の中心の4つが温めるポイントです。 3、体を軽く動かす ストレッチや散歩など毎日続けられる運動がいいでしょう。 4、ゆっくり深い呼吸をする 自律神経を調えるのに、一日に数回は深い呼吸をして、 酸素をたっぷりと体にとりこみましょう。呼吸が浅くなるとイライラしたり、 怒りっぽくなったりします。 5、腸内環境を調える 腸内環境を調えるだけで、免疫力もアップします! しっかりと食物繊維を摂って、善玉菌をふやしていきましょう。 |
寒暖差疲労を乗り切ったら、寒い冬がやってきます。
この寒い冬が高齢者には厄介な存在なので、
十分に注意しましょう。
寒い冬!室内の寒暖差のヒートショックに注意!
夏から秋の寒暖差も注意が必要なのですが、
真冬になってからは、室内の寒暖差が激しくなるので、
高齢者の方には特に注意が必要です。
ヒートショックとは?その原因は何?
ヒートショックとは、急激な温度差により血管の収縮がおき、
血圧は急に上昇したり下降したりしてしまいます。
血圧が大きく変動することで、失神や心筋梗塞などを引き起こし、
身体へ悪い影響を及ぼしてしまうことをいいます。
日常生活のなかで暖かい場所から寒い場所へ、
ただ移動するだけで起こることもあり、
時に命を落とすことにもつながりかねない大変怖い現象なのです。
しかも厄介なことに、ヒートショックは浴室だけに限らないのです、
温度差が大きければトイレや廊下でも起こる危険性があるんですよ。
万が一、入浴中にヒートショックが起こると、浴槽内で意識を失いかねず、
最悪の場合には溺死してしまいます。
浴槽内での死亡例も厚生労働省の人口動態統計によると、
浴槽での溺死者数は平成27年に4,804人にもおよんでいるのです。
平成16年の2,870人と比較して約10年間で約1.7倍に増加しているんですよ。
しかもそのうちの80%以上が65歳以上ということなので、
いかに高齢者のヒートショックを気をつける必要があるか分かります。
ヒートショックの7割は冬季におきている
ヒートショックは温度差の激しい冬に起きているので、
温かい部屋から浴槽やトイレに行くときには十分注意しましょう。
ヒートショックを予防するための5つの対策
では、冬場のヒートショックを防ぐには、どのような対策が有効なのでしょうか。安全に入浴するためのポイントをご紹介しましょう。
脱衣所や浴室は暖かく、湯温は41℃以下に。脱衣所や浴室は、暖房で暖かくしたほうが血圧の変動は少ないといわれています。
暖房がない場合は、浴室を開けてシャワーから浴槽にお湯をはったり、 浴槽のふたを開けておいたりすると寒暖差がなくなります。 私はお風呂に入る前に、脱衣所にストーブをもっていき、温度を上げてから、 入るようにしています。 |
食後すぐや、飲酒後の入浴は控える飲酒をすると血圧が下がります。
入浴中も血管が拡張して血圧が下がります。 飲酒後の入浴は、血圧が二重に下がりやすく危険な状態なのです。 飲酒後の入浴は、控えるようにしましょう。 |
心臓病や高血圧の人には半身浴をおすすめ。ただし、長湯は禁物肩まで浸かる入浴は、水圧によって心臓に負担がかかります。
みぞおちの下までを湯につける半身浴にしましょう。 ただし、長い時間つかっていると血圧が上がるので、5分程度に留めましょう。 私は半身浴をするようにしています、これはけっこう身体に良いですよ。 |
「身体に負担をかけない用具(温浴シャワー)を使う」湯船につかると、血圧や心拍数の変動が大きくなり、
心臓や循環器への負担が大きくなります。 その場合は温浴シャワーベンチを使用すると、 湯船につからずとも体を温めることができ、 身体への負担を減らすことができます。 シャワーを使うと湯気で浴室内の温度が上がるので、 湯船に長く浸かるより体の負担は少なくなります(^^) |
浴槽から急に立ち上がらない浴槽から出るときに、急に立ち上がると血圧が急激に下がりかねません。
立ちくらみを起こして転倒する恐れがあるので、 ゆっくりと立ち上がるように心掛けてください。 身体の負担になるような急な動きは控えましょう。 一人暮らしの場合、ホントに注意しないとヤバイです、 自分の体はしっかりと自分で守っていきましょう。 |
まとめ
寒くなるとヒートショック症候群で亡くなる人が多くなります、
注意すれば防げることなので、入浴やトイレに行くときは
十分に注意しましょう。