「見えない学力」 10年後の子供に必要な力とは?親はどのような教え方をすればいいのか?

子供が10年後に必要な力は次の4つだそうですょ。

1、人を大切にする力

2、自分の考えを持つ力

3、自分を表現する力

4、チャレンジする力

これって目に見えない力なので、子供ができているのか、できていないのか?

判断するのが難しいですよね。

そこでこの記事では、木村泰子さんという学校の先生の教えと、

木村さんの著書をご紹介しながら、「見えない学力」について解説していきます

学歴社会の日本だし、答えがある問題で、、

高得点を取ることを目標にしている、、

そんな学校がほとんどでしょ。

これは学校外で教えないとダメか、、、。

確かに学校教育がいまスグに変わることはないでしょう。

4つの力・大人でもできてない人がイッパイ!

学歴社会の日本ではまだまだペーパーテストの高得点者が有能と判断されます。

就職活動でも高偏差値大学が優先されるのはよく聞きますよね。

ただし、仕事についてからこの4つの力がないと、いくら高偏差値の大学を出たからと言っても

仕事のできない頭でっかちの人間と判断されてしまいます。

この4つの力、子供に教える前に親が率先垂範で見本をみせてやるべきことではないでしょうか?

1、人を大切にする力

これってアニメのワンピースから学べるね、主人公のルヒィーは強いけれど、

泳げない金づちだし、一人ではできないことがイッパイあります。

仲間を大切にして、人を大切に思う心が養われますよ。

まだ見たことがない方は、第一話からみるといいですよ。

学校でのイジメが多発の原因は?

子供がせっかく人を大切に思う心を養ってきても、

学校でのイジメや先生の理不尽な態度を見せられれば、

人は人、自分は自分とかにならないでしょうか?

私の姪っ子は元気で、人に対しても優しい子でした。

しかし、保育園から小学校にはいったので、

落ち着いて座っていることができなかったり、

文章は音読しないと理解できなかったり、他の子と違っていたそうです。

あとで姪っ子はADHGということが分かったのですが。

小学校のイジメは学校の先生が原因?

「人に迷惑をかけないこと」これが先生の頭にあったのでしょう。

小学校2年、3年時の先生がこのできないことを無理やりにやらせようとし、

又みんなの前でできないことを非難して、いじめが始まり、不登校になりました。

結局先生の言葉で子供達の、「迷惑は排除」がイジメの行動になったのです。

先生に親が抗議したら「なんで親に言うんだ!」と怒鳴られたそうです。

この先生は50代の男性教諭です。

えっこんな先生がいるの?

でもイジメ違うけど、今年わいせつ教員200名処分

、児童生徒被害で91名免職ってあるから、

ひどい先生ってけっこういるかもね、、。

確かに、表に出ないだけで学校という閉鎖空間では何がおきているのか?

先生といってもすべてが良いとは思わない方が良いかもしれませんね。

50代の頭が固い先生には他と違う行動をする姪っ子が許せなかったのでしょう。

しかし多様性の時代です、人と違うことは個性です。

子供がなぜそのような行動をするのか?

なんで寄り添って聞かなかったのでしょうか?

感受性微弱な先生にあたって大変な目にあいました。

ちなみにこの先生は父兄には人気があり、生徒たちからは嫌われていたそうです。

先生こそ「人を大切にする力」が必要なのだと思います。

今姪っ子は18歳になりました。

しかし小学校の頃の出来事はトラウマになっていて、

いまでも一生懸命に当時のことを話すことがあります。

イジメの原因を作るのって先生もあるのですよ、

子供達の前で差別するような態度をとれば、その子はイジメの対象になります。

この4つの力って小学校の先生が一番最初に身につけないといけないことではないでしょうか?

親も当然に身につけなければならないでしょう。

2、自分の考えを持つ力

これもホントに日本人は苦手じゃないでしょうか?

自分で考えるよりも、指示され動くことに慣れ過ぎている気がします。

これも小さいころから学校で、皆と同じ行動をしなさいと教育され続けてきているから?

自分の考えを発表する機会が、学校教育ではほとんどないのが原因じゃないでしょうか?

大人でもイッパイいますよね、自分の考えを持っていない人、

人の考えに流されて、SNSで誹謗中傷をする人とか、、。

自分の考えを持つように育てるには?

子供は自分で考える時は、興味があるものに接したとき。

興味がないものに「〇〇ちゃんはどう考える?」

なんて聞いても「別にどっちでもいいよ!」「ママが決めて」

で終わりです、そうじゃないですか?

何故じぶんの考えが持てないのか?

それは、「親が喜ぶような答えを言わせるように躾けているから」

それは、「先生が喜ぶような答えを言わせるように躾けているから」

大人が文句を言うことから、意見を言うことを子供にみせると、

こどもは考えるようになる。

これって大事ですね、今すぐに大人がやるようにしましょう。

3、自分を表現する力を持つ

これは今の大人が苦手にしていることじゃないですか?

プレゼンテーションになると胃が痛くなるとか、できればやりたくないとか。

人前で話をすることが大の苦手だよ、、とか。

そんなひと多くないですか?

しかし、今の子供達が成人する10年後には必要なスキルになるのです、

この力をどうやって磨いていけばいいのか?

私も苦手でした、超がつくほど、、。

で私はどうしたかというと、「劇団」に入りました。

発声練習から人前で演じることを学んで、

人前で話す時は、「話す人を演じる」ようにして、なんとかできるようになりました。

しかし性格は変わりません、素の自分では人前では恥ずかしくて話すこともできません。

演じることで素の自分と違う、もう一人の自分を演じることをするようになったのです。

これはあくまでも私の経験です。

大人であれば話し方教室とか、自分から進んで訓練するしかないでしょう、

しかし子供にはそのような環境を整えてやるしかないでしょう。

日本人は表現する力が弱いので、子供と一緒に親も学ぶのも良いかもしれませんね。

次の本が参考になりますよ。

4、チャレンジする力

チャレンジする力って子供に見せていますか?

親が昔話でチャレンジしたことをいくら話しても説得力はありません。

いま何かにチャレンジしているか?

いまチャレンジして失敗して、諦めないでまたチャレンジしているか?

その姿を子供に見せているか?

私が思うに子供のチャレンジする力はこの親の姿を見て、

養われるような気がします。

チャレンジすると最初は必ず失敗します、

いままでやったことがないことをやるわけですから!

この失敗した時の考え方と行動を子供にみせてあげたいと思います。

私も毎年必ず新しいことにチャレンジするようにしています、

当然何回も失敗します、しかし諦めないでやり続けることで結果がでてきます。

その姿を子供に見せたいと思っています。

失敗するとカッコ悪いですが、失敗は途中でやめなければ経験になります。

子供も失敗することが怖くなくなり、失敗は当たり前で、経験値だ!

そう考えるようになれば、次々にチャレンジする力が湧いてくると思います。

私は子供が失敗したときにかける言葉が大切だとおもいます。

まとめ

子供が10年後に必要な4つの力について、

私の考えをお話してきました。

学歴社会の日本で、10年後、大人になった子供たちが

身につけていてほしいスキルです。

AIが飛躍的に進化する10年後、20年後はペーパーテストができるだけでは、

通用しない世の中なっているかもしれません。

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