品性、品行、品格の違い、小学生に聞かれたらどう答える?この3つ言葉や行動について解説します

品性、品行、品格の3つの言葉、漢字では分かっていても、

これらの意味を説明してくださいって言われたら、

全て答えられるでしょうか?

子供に聞かれてたとき困らないようにしっかりとりかいしておきましょう。

品性・品格・品行

ママ学校で品性、品格、品行

って漢字で習ったんだけど違いが良く分からない!

教えて(^^)

 

品性、品格、品行の違い?

ママも詳しく解らないので

一緒に調べてみようね(^^)

言葉では知っていても、具体的にこの違いって

説明しづらいですよね。

では早速解説していきます。

品性ってどんな意味?

「品性」とは、「人柄」や「人格」といった意味の言葉です。

 

道徳的基準から見た、ある人の性質を言います。

読み方は「ひんせい」で、

〇「彼はまったく品性下劣な男だ」

〇「品性のいやしい人間は、平気で嘘をつく」

〇「品性が疑われるような行為は慎むべきだ」

〇「彼女には品性も教養も備わっている」のように使われます。

 

「品性」の「性」という字は、「生まれながらの心」を表しており、
「本性」や「物の性質」などの意味を持っていますが、

生まれながらにして、人に品性が備わっているわけではありません。

育った環境であったり、教育環境などが大きく影響して、

品性というものが備わってくるのでしょう。

この前ママとコンビニに買い物行った時、

ゴミを平気で駐車場に捨てていた大人がいたよ!

あれは品性が悪い大人で良いんだよね。

ほんとに恥ずかしいよね、

ゴミ箱が目の前にあるのに、駐車場に捨てていくってなんなの?なんてなんて考えてしまいますよね。

あ~あと、ニュースであった河川敷のバーベキューやりっぱなし。

これも似たような品性の持ち主の行動でしょう。

子供に例として話してあげましょう。

品性についてSNSでは?

品性についてはお分かりになりましたか?

品性がある人は品行も当然良くなるわけです(^^)/

品行の意味は?

品行とは、態度や行動などの品を意味しています。

日頃の行動や態度を表現する言葉です。

なぜなら、その都度の一つ一つの言動では、

その人に品行があるかないかを判断することは出来ません。

普段の何気ない言動に品行は表れると私は思います。

例えばつい最近の事件で、「電車内でタバコを吸っていて、注意してきた学生に暴行」

こんな人間は、品性、品行、品格の欠片もない!

この彼の言動が品性や品行とは対極にある、

「注意されたことが攻撃された」「正当防衛」

すごいですよね、どうしたらこのような人格になるのか?

 

SNSでは品行の使い方で次のような投稿がありました。

「品行方正な生活に徹します」って使っています。

品行だけでなく方正という言葉をつけて「品行方正」と言っていますよね。

「品行方正」の意味

「方正」とは、中国語では「歪みがない、真四角である、整っている」などを意味する言葉ですが、日本語では「行動や心持ちが正しい」という意味になります。

 

そういうことなので「品行方正」とは態度や振る舞いが立派であることを意味する言葉なのです。

また、方正という言葉には良いという意味が含まれているので、

★品行方正が良い

★品行方正が悪い

という表現は間違いになります。

品行の使い方

品行の行の字は、行動や行為や行進など、体の動作に関係しています。

もう一つの品の字は様々な意味合いで使われますが、

品行の場合は礼儀や礼節、行儀やエチケット、

貞淑さやおしとやかさ等の意味を表現しています。

「品行が良い/悪い」「品行がある/ない」という表現にもつかわれます。

表現方法は「品行が良い」「品行が悪い」「を慎む」

「品行が良い」「品行が悪い」「品行を慎む」などが、品行を使った一般的な言い回しです。

ではこの品行と似た言葉はどのようなものがあるのでしょうか?

品行の類語

品行の類語・類義語としては、

★「素行」=普段からの行動や態度を意味することば。

★「行状」=日頃の行いを意味することば。

品行、素行、行状という常日頃の行動について使う言葉があるので、

間違った使い方をしないようにしましょう。

 

さぁ最後に品格という言葉です。

これはどのような意味があるのでしょうか?

品格の意味は?

「品格」とは、「その人や物に感じられる、気高さや上品さ」といった意味の言葉です。

ある人物や品物から漂う、おごそかな雰囲気を指します。

読み方は「ひんかく」で、「彼には生まれ持った品格がある」

「この絵からは何となく品格を感じる」

「品格と落ち着きを持った建物だ」のように使われます。

品格についてSNSでは次のように使われていました

 

タカラジェンヌは品格があるって言ってますね。

確かに立ち振る舞いが普通の人とは違います。

厳しい訓練をへて身につけたのでしょう。

普通に生活するだけでは品格はなかなか身につかなそうですね。

品格の格という言葉が重要!

「品格」の「格」は、「至る」「地位」「法則」などを意味します。

この場合は「様子」や「おもむき」を意味しています。

「品行」や「品性」との違いは、「人や物の雰囲気」について言う点にあります。

 

品行」が「人の行動・態度」を指し、「品性」が「人柄」を指すのに対し

「品格」は、「人間や物の表面に漂う高貴な気配」を言う点が特徴となっています。

 

品格は即席で身につくようなものではないでしょう。

品性や品行とも密接に関係しているのではないでしょうか?

品格がある人は品性がよく、品行も良いではないかな(^^)

まずは品性を磨き、品行を正し、品格が高潔な人間を目指したいですね。

子供にもこの目に見えない3つの「品性」「品行」「品格」について、

話してみませんか。

まとめ

品性、品行、品格について解説してきました。

子供に聞かれた時に説明できるように、

お話してきましたので参考にしてください。

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