祇園祭2024日程・見どころ・アクセス・交通規制や屋台・お勧めのホテルなどをご紹介します。

祇園祭は、毎年7月に京都市内で行われる伝統的な祭りであり、日本を代表する祭りの一つです。

祇園祭には、多くの見どころがありますので、日程や見どころ、アクセス法や屋台情報・お勧めのホテルなどをご紹介します。

今年は大いに盛り上がる祇園祭になるでしょう。

7月1日〜31日まで京都は祭り一色になります、

祇園祭2024日程

時間 行事名 会場
7
1日~18日 吉符入り(日時は各町により異なる) 各山鉾町
1日 午前10時 長刀鉾町お千度 八坂神社
1日~11日 二階囃子 各山鉾町(鉾・曳山のみ)
2日 午前10時 くじ取り式 京都市役所 市会議場
午前11時30分 山鉾町社参 八坂神社
3日 午前10時 神面改め(しんめんあらため) 船鉾町
5日 午後3時30分頃~ 長刀鉾稚児舞披露 長刀鉾町
7日 午後2時 綾傘鉾稚児社参 八坂神社
10日~14日 前祭山・鉾建て 前祭各山鉾町
10日 午後4時30分~9時 お迎え提灯 氏子区内
午後8時頃~ 神用水清祓式(夜の「神輿洗式」に使う神用水を鴨川から汲み上げる神事)
お迎提灯・神輿洗式(神輿を迎えるための提灯行列。鷺踊や小町踊の行列も
四条大橋
12日~13日 前祭山鉾(ひ)(ぞ)め・山(か)(ぞ) 前祭各山鉾町(鉾・曳山、一部舁山)
12日~16日 夕刻より 山鉾上での囃子 前祭各山鉾町(鉾・曳山のみ)
13日 午前11時 長刀鉾稚児社参 八坂神社
午後2時 久世駒形稚児社参 八坂神社
14日~16日 前祭宵山 前祭各山鉾町
15日 早朝 斎竹(いみたけ)建て 四条麩屋町
午後8時 宵宮祭 八坂神社
16日 午前9時 献茶祭 八坂神社
夕刻より 宵宮神賑奉納行事(よいみやしんしんほうのうぎょうじ) 八坂神社
17日 午前9時~ 前祭山鉾巡行 氏子区内
くじ改め 四条堺町
午後4時~ 神幸祭(しんこうさい) (神輿渡御(みこしとぎょ) 八坂神社~四条御旅所
18日~21日 後祭山・鉾建て 後祭各山鉾町
20日~21日 後祭(ひ)(ぞ)め・山(か)(ぞ) 後祭各山鉾町(鉾・曳山、一部舁山)
21日~23日 後祭宵山 後祭各山鉾町(鉾・曳山のみ)
23日 午前9時 煎茶献茶祭 八坂神社
午後 護摩焚(ごまた) 役行者町
24日 午前9時30分~ 後祭山鉾巡行 氏子区内
くじ改め 寺町御池
午前10時~ 花傘巡行 八坂神社~市役所前~八坂神社
午後4時頃~ 還幸祭(かんこうさい)
神輿渡御(みこしとぎょ)
四条御旅所~八坂神社
25日 午前11時 狂言奉納 八坂神社
28日 午後8時頃~ 神輿洗(みこしあらい) 四条大橋
29日 午後4時 神事済奉告祭(しんじすみほうこくさい) 八坂神社
31日 午前10時~ 疫神社夏越祭(えきじんじゃなごしさい) 八坂神社境内疫神社

京都駅からのアクセス

  • 地下鉄烏丸線「四条」駅乗り換え、
    阪急電車「河原町」駅下車
  • 地下鉄烏丸線「烏丸御池」駅乗り換え、
    地下鉄東西線「京都市役所前」駅下車
  • 市バス「河原町五条」・「四条河原町」・「京都市役所前」下車

祇園祭の見どころ、山鉾巡行

祇園祭の見どころはたくさんありますが、特におすすめなのは以下の3つです。

1宵山(よいやま):山鉾巡行の前々日から3日間にわたって行われる「前夜祭」のような祭りで、山や鉾を鑑賞したり、屏風祭りや露店を楽しんだりできます。宵山は前祭と後祭に分かれており、前祭は14日から16日、後祭は21日から23日に開催されます。

山鉾巡行(やまぼこじゅんこう)祇園祭のハイライトとして有名な行事で、高さ10メートル以上もある山や鉾が市内を練り歩きます。山鉾巡行も前祭と後祭に分かれており、前祭は17日に23基の山鉾が四条通りから河原町通り、御池通りを反時計回りに巡行します。後祭は24日に10基の山鉾が烏丸御池から四条通り、河原町通りを時計回りに巡行します。

3、神輿渡御(みこしどぎょ)八坂神社の御神体を乗せた三基の神輿が市内を渡御する行事で、17日と24日に行われます6。17日は「神幸祭(しんこうさい)」と呼ばれ、八坂神社から御所まで渡御します。24日は「還幸祭(かんこうさい)」と呼ばれ、御所から八坂神社まで渡御します。

これらの行事はどれも見応えがありますが、混雑することも多いので、事前に場所や時間を確認しておくと良いでしょう。

また、有料観覧席や歩行者天国なども利用すると快適に楽しめるかもしれません。

京都の夏を代表する風物詩である祇園祭を存分にお楽しみください。

祇園祭の有料観覧席と歩行者天国

有料観覧席は、前祭と後祭の山鉾巡行を見ることができる席で、一般席は4,100円(税込)です。

団体受付(10枚以上)は3月7日から、個人販売は6月上旬から開始される予定です。

有料観覧席の購入はチケットぴあの特設サイトから行えます。

有料観覧席券の売上の一部は祇園祭の保存継承に充てられています。

歩行者天国は、前祭と後祭の山鉾巡行の日に実施される交通規制で、市内中心部の一部が車両通行禁止になります。

祇園祭の歩行者天国・時間と場所

歩行者天国になる時間は以下の通りです。

  • 前祭(7月17日):午前7時~午後11時
  • 後祭(7月24日):午前7時~午後11時

歩行者天国になる区間は以下の通りです。

  • 四条通:烏丸通~東大路通
  • 河原町通:御池通~五条通
  • 寺町通:御池通~五条通
  • 新町通:御池通~五条通
  • 烏丸御池交差点周辺

歩行者天国になる区間では、自転車や原付バイクも通行できません。また、バスやタクシーなどの公共交通機関も運休や迂回になります。

祇園祭屋台はいつどんなものが出る?

祇園祭の屋台は、7月15日と16日の2日間だけ出店されます。これは、前祭の山鉾巡行の前夜祭である宵々山と宵山にあたる日です。

屋台は、山鉾が組み立てられた場所の一部に立ち並びます。

主な場所は、烏丸通り(三条通から蛸薬師通り周辺)、室町通り(山伏山から白楽天山周辺)、新町通り(放下鉾から岩戸山周辺)などです。 屋台の営業時間は一定ではありませんが、お昼前から夜遅くまで営業しているところが多いようです。

屋台では、祇園祭ならではの名物や京都の郷土料理などが楽しめます。例えば、しみだれ豚まん、焼きそば、たこ焼き、焼き鳥、かき氷、わらび餅、おばんざいなどがあります。 また、屋台以外にも、飲食店や旧家などで伝来の宝物や屏風などを見ることができます。

祇園祭の屋台は、京都の夏の風物詩として人気があります。

しかし、混雑やゴミなども多くなるため、マナーやルールを守って楽しみましょう。

また、雨天でも屋台は出店されますが、売り切れや中止になる場合もありますのでご注意ください。

祇園祭の歴史は

祇園祭は、平安時代前期の869年に始まった祭りであるそうです。

当時京都で疫病が流行した際、神泉苑に66本の鉾を立て、八坂神社の神輿を迎えて災厄が取り除かれるよう祈ったことが始まりとされる。

祇園祭という名称は八坂神社が神仏習合の時代に、比叡山に属して祇園社と呼ばれていたことに由来する。 

祇園社の祭神の牛頭天王が仏教の聖地である祇園精舎の守護神であるとされていたので、

祇園神とも呼ばれ、神社名や周辺の地名も祇園となり、祭礼の名も祇園御霊会となったのだとか。

その後明治維新による神仏分離令により神社名が八坂神社となったに、祭礼名も仏教色を排除するため「祇園御霊会」から「祇園祭」に変更された。

祭行事は八坂神社が主催するものと、山鉾町が主催するものに大別されるようです。

一般的には山鉾町が主催する行事が「祇園祭」と認識されることが多く、その中の山鉾行事だけが重要無形民俗文化財に指定されている。

山鉾行事は、現在も京都市東山区の粟田神社をはじめ、京都周辺から滋賀県にかけて分布する剣鉾に残っている古い形式の鉾から発展したものであると推定される。

現在の山鉾巡行の原形は、鎌倉時代末期の1321年(元亨元年)に記録されています 。

その後室町時代から江戸時代にかけて、山鉾は数や形態を変えながら発展し、現在見られるような豪華な装飾や音楽を伴う巡行となったそうです 。

山鉾巡行は「宵山」(よいやま、前夜祭の意。 前祭:7月14日 – 16日 ・後祭:7月21日 – 23日 )、「山鉾巡行」(前祭:7月17日・後祭:7月24日)が著名である。

宵山では旧家や老舗にて伝来の屏風などの宝物の披露も行われるため、屏風祭の異名があります。

また、山鉾巡行ではさまざまな美術工芸品で装飾された重要有形民俗文化財の山鉾が公道を巡るため、「動く美術館」とも例えられているんです。

八坂神社主催の神事は 「神輿渡御」(神幸:7月17日・還幸:7月24日)や「神輿洗」(7月10日・7月28日)などが著名で、「花傘連合会」が主催する花傘巡行(7月24日)も八坂神社側の行事といえる。

神輿渡御では3基の御座(みこし)が京都市内を渡御し、各地で拝礼や奉納を受けまる。

神輿洗では3基の御座が清水寺から清水川へ運ばれ、川水で洗われる行事です。

 花傘巡行では花傘連合会所属の花傘組合員や子供たちが花傘を持って八坂通りを練り歩く姿が壮観ですよ。

7月1日〜31日まで行われる祇園祭ですが、日帰りで行くには時間が足らないですよね、

そこで、泊まりで行く方のためにお勧めのホテルもご紹介します。

祇園祭、お勧めのホテル5選

お勧めのホテルを5つご紹介します。

  • ホテル ザ セレスティン京都祇園祇園祭の屋台や山鉾が立ち並ぶ祇園町北側にある高級ホテル。レストランやバーもあり、京都の風情を満喫できます。

  • 京都グランベルホテル:祇園四条駅から徒歩3分の便利な立地にあるモダンなホテル。和風の客室や大浴場もあり、リラックスできます。

  • ダーワ・悠洛 京都:清水寺や八坂神社に近い和風のホテル。庭園や茶室もあり、日本の伝統文化を体験できます。

  • クロスホテル京都河原町通り沿いにあるスタイリッシュなホテル。屋上からは高瀬川や東山の景色が見えます。

  • 京都インギオン2号館祇園祭の山鉾が多く立つ東山区にあるシンプルなホテル。コンビニや飲食店も近くにあります。

コロナも完全に下火になったわけではありませんが、マスクもしなくて良くなってきたり、

イベントでの声出しもOKになってきたので、お祭りでも心置きなく楽しむことができるのではないでしょうか。

ホテルに泊まってゆっくりと祇園祭を楽しんでください。

 まとめ

祇園祭2024の日程、アクセス、見どころ、屋台情報、お勧めのホテルなどをご紹介しました。

京都の祇園祭は日本三大祭の一つで、7月1日から31日までの一か月間にさまざまな行事が行われます。祇園祭の見どころはたくさんありますので、泊まりで行くのが良いかもしれません。

コロナの心配も薄れてきたので、今年は最高の祇園祭になるのではないでしょうか。

今から楽しみです(^o^)

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