ガーデニングで卵の殻を肥料に使う方法・肥料以外にも卵の殻の利用方法4選をご紹介!

卵の殻は、肥料として使うことができます。卵の殻には、カルシウムやチッソ、リン酸、カリ、ケイ酸、鉄、マンガン、ホウ素、亜鉛、銅、モリブデンといった植物に必要な微量要素、ミネラル、養分を多く含んでいます。

そんな卵の殻を肥料にする方法と肥料以外にも使える4つの方法をご紹介していきます。


卵の殻は肥料にならないという人もいますが、そんなことないです、やり方さえ間違えなけらば
100%天然有機肥料になります!

卵の殻を肥料にして使う時の注意点

家庭で卵の殻を肥料として使うには、次のことに注意してください。

1、卵の殻は洗わずによく乾燥させましょう。
梅雨の時期とかじゃなければ2~3日で乾燥します。2、乾燥させて卵の殻をミキサーで粉砕して細かくします。

これでOKです!
あっなんか簡単すぎましたか?もっとなんか秘訣があると思いましたか?
そんなことないです、これだけで100%天然の有機肥料の完成です。
後は土に撒くだけです!

えっ!これだけで良いの!

卵は毎日食べているから、使ってみよ(^^♪

これだけで卵の殻は肥料になります!
卵の殻に含まれる炭酸カルシウムや炭酸マグネシウムは、
酸性の土壌を中性へと傾ける効果があります。

日本は雨が多いので、土壌からアルカリ成分が流れ出してしまい、
酸性になっているんです。ですから酸性の土に卵の殻を撒けば土を中和してくれるので、
肥料として十分に使えるんです。

酸性が強いと植物は良く育ちません、栄養分を根から吸収出来ないんです、
卵の殻の肥料を使って酸性に傾いた土を中和してくれるので、
植物にとってこんなに素晴らしい肥料はありません。

日本で一番卵を使う会社(キューピー)も卵の殻を捨てないで再利用して、
肥料を作り販売しているんです。

又からの内側にある卵殻膜は美容成分としても大注目されています。
そんな貴重な卵の殻を捨てるのはもったいないですね、
ガーデニングには是非肥料として使ってみてください。
肥料以外にも卵の殻は使い道があるので、ご紹介します。

卵の殻、肥料以外の利用方法4選

卵の殻・研磨剤として調理器具をキレイできます

フライパン、鍋やガスコンロなどの、焦げ付き落としに使うことができます。

細かく砕いた卵のカラを、洗いたいものに振りかけ、洗剤のついたスポンジでこすって落とします

テフロン加工のフライパンとか、キズを付けたくないものには使用しないようにしましょう。

色々なクレンザーも市販されていますが、それを使わなくても天然クレンザーとして卵の殻を使ってみるのもいかがですか?

卵の殻・ガラス製の食器やグラスの汚れ、曇り取りにも使える!

洗いづらいグラスやガラス食器をキレイにするのにもとても便利です。

できるだけ細かく砕いたものを、ガラスのグラスやビン、水筒などのなかに入れて、水をいれて上下に振って洗ってみてください。

汚れもとれますし、曇りもキレイにとれますよ。

これは良いわねやってみよ

卵の殻・洗濯物の頑固な汚れを落とすことができます

子供さんの運動着や、外仕事で使う作業着など、普通の洗濯でなかなか落ちないのひどい汚れを、落とすこともできますよ。

卵の殻と一緒に洗濯物を30~40分ほど煮ます、その後いつも通りに洗濯機にかけると汚れがよくおちます。

何故汚れが落ちるのかというと、殻に含まれている炭酸カルシウムが加熱によって酸化カルシウムとなり、それが二酸化炭素と化学反応をおこしてお湯をアルカリ性に変えるんです。

しっかりと洗濯物が漂白されるので、市販の漂白剤を頻繁に使いたくないという方には最適でしょう。

この時の注意点は殻を細かく砕かないようにすることです。

細かくし過ぎると、洗濯物にくっついてしまいますので注意してください。

これは知らなかった、こんど試してみよ。

卵の卵殻膜で肌に保湿を

卵の内側の膜には、美容に嬉しいヒアルロン酸がたっぷり含まれているんです。

この卵殻膜に含まれているヒアルロン酸は、
皮膚や関節にも存在している「ムコ多糖類」の一種で、高い保湿性があるんですよ。

さらに、卵の卵殻膜に含まれているヒアルロン酸は、人の肌質を選ばないため、
乾燥肌でも、脂性肌でも使えるところが魅力的なんです。

卵のよいところは色々あることがわかりました。

卵には危険性は一切ないのでしょうか?

たとえば食中毒とかはどうなのでしょう。

卵の殻は危険はない?

卵の殻にサルモネラ菌が付着するとどうなる?

産卵時に付着した糞便が殻に付着し、サルモネラ菌に汚染されることもあります。
この場合、卵の殻にサルモネラ菌が付着しているので、卵の中身には問題ありません。
しかし、卵の殻が割れている場合、殻に付着したサルモネラ菌が卵黄に付着し、増殖してしまいます。

卵の殻にカンピロバクターが付いても大丈夫?

「卵の殻にカンピロバクターが付いても大丈夫ですか?」
そうですね、毎年カンピロバクターの食中毒がいろいろなところで、発生しています。
もし卵にカンピロバクターが付いたらはどうなるのでしょう?
安心してください、これまで卵を食べたことが原因と疑われるカンピロバクター食中毒の報告は無いそうです。
例えば卵の殻に菌が付いたとしても、殻の表面は乾燥しているために、乾燥に弱いカンピロバクターはすぐに死んでしまうそうです!

そうなんだ、よかった卵は毎日の食事に欠かせない食材なので、

この話を聞いて安心(^^

卵は色々な料理に使えるし、卵の殻も色々な使い道があることがわかりました。

まとめ

卵の殻は肥料に使えるのか、使えないのか。

肥料以外に卵の殻の利用法はあるのか?
など色々とご紹介してきました。

結論として、肥料にも使え、洗濯にも使え、掃除にも使えるし、
なんと美容にも使えることが分かりました。

こんな卵の殻を上手く使っていきましょう。