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お雑煮をお正月に食べる理由、子供に聞かれたら?お雑煮の由来と意味を超簡単にご紹介!

雑学
あなたは自分の子供に「何故お正月にはお雑煮を食べるの?」って聞かれたら、なんと答えますか?

「えっ!それは、、、」と思ったあなたへ、子供でも分かるようにお正月にお雑煮を食べる理由と由来を簡単にご紹介します!

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お雑煮を食べる子供

毎年当たり前のようにお正月になると食べているお雑煮、
ある日突然あなたの子供が質問してきたら、どうしますか?

ねぇねぇママ、お正月になるとお雑煮をたべるでしょう。

なんで?何故お正月にお雑煮をたべるの?

なんか理由があるの?

えっ何故お正月にお雑煮を食べるのか?って。

それはお正月だからでしょう。

ちょっと待って、、、、(-_-;)

何故お正月にお雑煮を食べるのか?

私も分からない、、、、。

いままで考えたこともなかった。

子供はスルドイ質問をしてくるな~。

突然こんな質問されると困っちゃいますよね、
なんの疑問もなく毎年の恒例でやっている方がほとんどです。
そこでこの記事では「何故お正月にお雑煮を食べるのか?」を調べてみました。
子供でも分かるように簡単にシンプルにご紹介します。

お正月にお雑煮を食べる理由は?

お正月にお雑煮を何故たべるのか?

この理由を簡単にご説明していきますね。

昔々のお話になります。
平安時代という時代がありました、今から約1000年以上前です、
その頃からお祝い事や特別な日にはお餅を武士や貴族では食べていたんです。

そしてお雑煮もこの頃から食べられていたようです。
その頃の日本は農耕民族(田畑を耕して生活している)でお米を食して生きていたので、
お餅を武士や貴族は宴会の前にはお雑煮にして食べていたようです。

武士や貴族以外の人たちは、まだお餅を入れたお雑煮は食べられなかったので、
野菜やイモなどを入れたお雑煮を食べていたようです。

お餅が入ってないのにお雑煮なの?と思うかもしれませんが、
元々お雑煮の語源は「煮雑ぜ(にまぜ)」で、色々な具材を煮合わせたことからきているんですね、
まだまだこの時代はお米が高くて、一般庶民は手がでなかったようです。

一般庶民がお雑煮にお餅を入れるようになったのは江戸時代になってからなんです。
江戸時代は1603年~1867年の間なので、
江戸中期位とすれば今から200年前くらいにやっと一般庶民もお雑煮にお餅を入れて食べることができるようになったんですね。

お正月にお雑煮を食べるのは神様から力をいただく為!

その年の暮れから年初にかけて年神様を家に招き入れています。
門松や松飾りは年神さまがおいでになるための目印なんですね。

しめ縄は「穢れ(けがれ)のない清浄な場所(すなわち神様に安心しておいでいただける場所)」の範囲を示しているんです。
まあ邪気が入れない、いわゆる結界のようなものです。

こうして招き入れた年神様にお供えをしたお餅や野菜を、
お正月にお雑煮にして食べ、年神様から一年を元気で過ごすためのパワーを頂くのが、
昔からの習慣になってきたんです。

あっそう言うことだったんですね。

年の初めに神様から力をいただく為に、

お雑煮を食べる!

なるほど良く分かりました(^^)

わかった、お雑煮を食べる歴史は平安時代から、

でも皆がお雑煮にお餅を入れるようになったのは江戸時代なんだね。

年神様が家に来ていて、お供えモノにした、お餅と野菜なんかを

お雑煮にして食べて、神様から力をいただくんだね(^^♪

そうそう、スゴイ!私より良く分かってるね♪

 

良く理解されたようですね、この年神様は一年中お世話になっているんですよ。
1年を守護する年神様は、同時に農耕の神様、田の神様でもあるんですね。

日本では古くから稲作が非常に重要だったので、年神さまへの信仰のよりどころが年末年始の飾りモノやお供えなんです。
また年神さま(歳神さま)は地域によって、歳徳神、とんどさん、恵方神、お正月様、トシドンなどなどいろいろな呼び名があるんです。
全国でさまざまな呼ばれ方があるお正月の神様なんです。

お雑煮、日本各地での違いを比較

お雑煮は日本の伝統的な料理で、地域によってその形状、具材、味付けが大きく異なります。以下にいくつかの地域の特徴を紹介します。

  • 北海道: 餅の形は角餅で、焼いてからすまし汁に入れます。具材には鶏もも肉、大根、にんじん、ごぼうなどが使われます。
  • 東京: 角餅を焼いてから、かつおと昆布のだし汁に入れます。具材には鶏もも肉、しいたけ、小松菜、にんじん、三つ葉などが使われ、醤油、みりんで味を調えます。
  • 名古屋: 餅は焼かずに、かつおだしで煮て柔らかくします。具材は餅菜(小松菜の仲間)で、醤油、塩で味を調え、かつお節をのせます。
  • 京都: 丸餅を焼かずに煮て、かつおと昆布のだしを使った白味噌仕立ての汁に入れます。具材には里芋、金時にんじん、大根などが使われます。
  • 鳥取: 丸餅を焼かずに煮て、甘い小豆汁に入れます。

これらは一部の例で、各地域や家庭によってさまざまなバリエーションが存在します。お雑煮はその地域の特産品や縁起物を使ったり、手に入りにくい食材をもてなしの意味で選んだりすることもあります。

また、沖縄ではお雑煮の文化がなく、代わりに「イナムドゥチ」や「中身汁」というお正月に食べる汁物があります

お雑煮は地域の風土や歴史を反映した日本の伝統料理で、その多様性を楽しむことができます。

 

まとめ

いかがでしたか、子供でも簡単にわかるように、
「何故お正月にお雑煮を食べるのか?」をお話してきました。

神様から力をいただく為にお雑煮を食べるということがお分かりになったかと思います。
日本の伝統行事を無くさない為にも子供たちに色々な何故?を教えていきたいですね。

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