お墓参りはいつ行って良いのですが、一年を通して決まった日に行くときもあります。 そんなお墓参りの時期について記事にしました。参考にしてください。 |
お正月・年末年始のお墓参り
お正月にお墓参り?縁起が悪くない?と思われる方もいらっしゃると思いますが、
実は年末年始にお墓参りに行かれる方は意外に多いのです。
一般的に年末年始もお盆の時期同様、冬休みなどで親戚が集まりやすく、
お墓参りには良い機会なんです。
年末年始にお墓参りに行く場合、お墓参りの時期は一般的には決まっていません。
年末にお墓をきれいにしておきたい、
ご先祖様に新年の挨拶をしたいとお墓参りをされる方が多数おられます。
ただし先にお墓参りを済ませてから、他の用事を行うようにすると良いでしょう。
そして年末にお墓参りに行かれる場合、お墓の掃除は30日までに済ませておくと良いでしょう。
大晦日は、お墓を管理しているお寺なども忙しい日となりますので、掃除は早めに。
春・秋のお彼岸
お彼岸とは、3月の「春分の日」と9月「秋分の日」をそれぞれ中日(ちゅうにち)として、それぞれ前後3日ずつ1週間の時期を言います。
ちなみに、お彼岸に入る日を「彼岸入り」、お彼岸の最終日を「彼岸明け」と言います。
彼岸の間でしたらいつお墓参りに行っても大丈夫です。
帰省された日に合わせてお墓参りに行かれる方も多いと思うので、
お彼岸の間、都合のつく日にお墓参りに行かれると良いでしょう。
新盆・お盆のお墓参り
お盆の時期は、7月13日~16日の7月盆と、8月13日~16日の8月盆(月遅れの盆)があります。
多くは、夏休みやお盆休みに合わせた8月盆をお盆の時期とするところが多くなってきています。
一般的にお墓へは、13日(お盆の入り)中にご先祖様をお迎えに行き、
16日に送りに行くとされています。
また、自宅での迎え火と送り火のみで、お墓へ出向かない場合には、中日(14日・15日)にお墓参りに行きます。
13日~16日の間は、ご先祖様の霊を自宅へお迎えしているので、
お墓ではなく自宅の仏壇に手を合わせる事ができると良いのですが、
それができない場合には、お盆の時期(13日~16日)にお墓参りに行くと良いでしょう。
命 日
命日とは、個人が亡くなった月日の事を言います。
最近では、祥月命日(しょうつきめいにち)と同じ意味として認識されているケースが多く、
毎年1回訪れる、個人の亡くなった月日(命日)の事をさします。
毎年1回訪れる祥月命日には、親戚でそろってお墓参りに行くという方が多くおられます。
月 命日
月命日とは、祥月命日(命日)を除いて毎年訪れる(年11回)、
故人の亡くなった日の事を言います。
地域や家庭によって違いはありますが、毎月訪れる月命日には、
お墓参りには行かずに自宅のお仏壇で供養をされるという方が多いようです。
普段きちんと掃除をされて清潔に保たれている仏壇も、
月命日にはより一層きちんとお仏壇を掃除する事が大切です。
まとめ
一年を通してお墓参りの時期とは?についてお話してきました。
年末年始・春秋の彼岸・お盆・命日など決まった日にお参りするのですが、
お墓が近くであればいつでもお参りしても構いません。