出産祝いのお返しはいつまでに渡せばいいのか、もし遅れた場合はどうするかご紹介します。

可愛い子供が生まれ、出産のお祝いを頂いたら、出産祝いのお返しとして、
内祝いで感謝の気持ちを伝えます。 内祝いを渡す日に決まりはないのですが、いつでもいいというわけではありません。

この記事では出産祝いのお返しはいつまでにするのか?
もし遅れた場合はどうすればいいのかを簡単に解説していきます。
参考にしてくださいね( ^^)

出産祝いのお返しはいつまでにするの?

出産祝いのお返し、内祝いを贈る基本的なタイミングは、出産してから1~2カ月後までに渡すのが一般的です。
地域によって異なりますが、生後1カ月頃に赤ちゃんの誕生を祝い、成長を祈るお宮参りの時期と覚えておくといいでしょう。

「お宮参りの頃にお返しをすればいいんですね、その渡す日にちとか選んだ方がいいのかな?、例えば大安とか?」

「渡し方も手渡しか郵送か?ちょっと悩んじゃんよね(*_*;」

出産祝いのお返しの日、「仏滅や赤口」は避けましょう。

現代はお日柄をあまり気にしないようになってきました。
しかし、年配の方はまだまだお日柄を気にする人もいますので、
出産祝いのお返し渡す日は、できれば「大安」の日がいいでしょう。

どうしても大安に都合がつかない場合は「仏滅、赤口」だけは避けましょうね。

お日柄の良い日に贈りものを受け取ると、もらった方も気分が良いものです。
内祝いを贈る時は、お日柄に注目してみましょう。

手渡しにしろ郵送にしろ、相手の都合もしっかり把握しておくといいでしょう。
お返しの先さまが、土日しか家にいないのか、平日しか家にいない方なのか?
この辺りも先に調べておくと慌てなくていいですよ。

出産祝いのお返しの金額はいくら?

出産祝いのお返しの金額は基本的に半返しです。
高額の場合は1/3位を考えておけば問題ないでしょう。

【出産祝いのお返しの金額の相場を載せておきます参考にしてください。】

お祝いの金額 お返しの目安
 3,000円   1,500円前後
 5,000円   2,500円前後
10,000円   3500円~5000円
20,000円   7000円~10000円
25,000円  10000万~12500円
30,000円  13000円~15000円
50,000円  17000円~25000円
100,000円  30000円~50000円

金額の目安はこんな感じで良いと思います。
金額は返しすぎるとかえって失礼になる場合があるので、気を付けましょう。
贈る相手との関係や地域の慣習なども調べておくと良いかもしれません。

出産祝いのお返しが遅れる場合はどうする?

色々な事情があって、お返しが遅れる場合もあるかもしれません。
そのような時はどうしたらいいのか、ご紹介しますね。

もう一度確認しておいてほしいのは、生後1ヶ月ごろから遅くとも2ヶ月までの間に、
出産内祝いを贈るのが一般的なマナーです、このことはお分かりだと思います。

しかし、出産後の母子の体調というのは、皆が同じスピードで回復するわけではありませんよね。
状況によっては、産後しばらくは安静が必要な場合などもあります。
初めての出産と、慣れない子育てに夫婦ふたりで奮闘しているうちに、
気が付いた時には、出産内祝いを贈るのが遅くなってしまった、ということもあるでしょう。

ですが大切なのは母子の体調と、赤ちゃんのいる新生活になれることが最優先です。
無理をして出産内祝いの準備を急ぐのではなく、
しっかり落ち着いてから準備をしても全然OKなので、新生活を優先させましょう。

ただし、そのような状況になった時には内祝いが遅くなってしまった理由をしっかりと説明しお詫びしつつ、
お祝いに対する感謝の気持ちをきちんとお伝えしましょう。

また、出産祝い金のお返しは、通常いただいたお祝いの半額程度を目安にお返しするのですが、
贈るタイミングが遅くなってしまった場合には、
お詫びの気持ちを込めて半額よりも少し多めの金額のものを贈ることにしましょう。
これにより相手に対して誠意を伝えることができるでしょう。

出産祝いのお返し熨斗の作法は?

出産内祝いを贈る際には、品物にのしをつけるのがマナーです。
のしの種類や書き方などはマナーにしたがって準備していきましょう。

ただし、出産内祝いの「のし」には自分たちの名前でなく赤ちゃんの名前を書くなど、


他のお祝いを贈る時のルールとは異なる部分もありますので注意してくださいね。

出産内祝いの「のし」のマナーは?

出産内祝いは蝶結びの熨斗にします。
家族が増える赤ちゃんの出産、何度あってもおめでたいことです。

そのため、結びなおせるという意味合いの蝶結びののしを選びます
折角のおめでたい出産の内祝いに結び切りの「のし」を選んでしまうと「二度と起きてほしくない」という意味合いになってしまいます。

これではおめでたいことがおきて欲しくないという意味になってしまいます。
お返しをいただく方も戸惑ってしまいます、内祝いのマナー違反になってしまいますので注意が必要です。

郵送は内のし、手渡しは外のしにします

熨斗には、内熨斗と外熨斗があるんですよ。
出産内祝いの場合、郵送する際は内のし、相手に直接会って手渡しをする際は外のしにするのがマナーです

その 理由としては、出産内祝いは相手を祝うのではなく、お祝いしてもらったことに対するお返しのため、どちらかといえば、控えめな内のしが好まれているからです。

その一方で、出産内祝いを直接渡す場合は、品物を渡す目的が相手にはっきりとわかるため、外熨斗にします。

熨斗の書き方はどうするの?

のしを書く時は、蝶結びの水引の上に「内祝い」「内祝」「出産内祝い」「出産内祝」のいずれかを書きます。

出産内祝いは赤ちゃんから感謝を伝える目的のため、
水引きの下には赤ちゃんの名前のみを記入し、読み方がわかるよう「ふりがな」をつけます。

ここまで準備すればもう安心です。
初めての出産と子育てに、無我夢中のママとパパでしょう。
慣れないこともイッパイでしょうが、協力しながら祝い事をやり遂げていきましょう。

まとめ

出産お祝い金のお返しについてお話してきました。
金額はいくらにすればいいのか?
郵送にする場合、手渡しの場合などの作法。
熨斗の書き方はどのようにするのか?
このようなことを簡単に解説してきました。

内祝いをするときに参考にしてくださいね。

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