私は話し方が上手い人は「雑談」がうまく、話しが途切れることもなく、
話した後「印象に残る」そんな人だろうな、なんて思っていました。 話し上手ってやっぱり才能なのか? どうやったらは初対面の人とでも、スムーズに雑談ができて、 相手との距離を簡単に縮めることができるようになるのか? そこで出会った本が「世界最高の話し方」(岡本純子)です。 |
この「世界最高の話し方」という本は、私のもっとも苦手と思っている部分に突き刺さりました。
私は仕事の話なら、いくらでも話せるのですが、普通の「雑談」が苦手なんです(*_*;
これってなにかテクニックってあるのかな?
なにげない会話や雑談で話が盛り上がるって、どうすればいいの~、、。
なんて常に思っていました。
もしそんな方法があったら知りたい、やってみたい!
そんな私の想いの答えがこの本に載っていました(^^)
目次
世界のエリートが雑談を重視する理由とは?
岡本純子さんは次にように言ってます。
「世界のエグゼクティブと話すと、会話の「入り方」がじつに巧みなことに驚かされます」
「満面の笑みを浮かべて、「How are you?」などと近づいてきて、自然に家族の話題など プライベートの話にもっていくので、いっきに距離感が縮まるのです。」 「そして、あっという間に、ラポール(お互いの心が通い合う)状態を作り出します。」 |
こんなの私にとって超苦手な部分です。
>満面の笑みを浮かべて |
こんなことできない(*_*;
これがまずできないよな、満面の笑みを浮かべてを近づいたら誤解されるんじゃないか?
「なんだこいつは?」なんて思われたりしないか、軽薄な男と思われたりしないか?
なんて思ったりして、斜に構えてしまう(*_*;
これがだめなんだな~。
と分かっていても、すぐにはどうにかできるものでもないでしょう、、、。
>自然に家族の話題などプライベートの話にもっていくので、いっきに距離感が縮まるのです |
外人だとさまになるのに、なんで日本人は初対面の人とここまでいっきにいけないのかな、、。
そう思っていたんですが、そもそも「雑談」に対しての考え方がぜんぜん違っていました。
コミュニケーションにおいて、「なにを言うか」よりも、「相手をどんな気持ちにさせるか」のほうがよほど重要であることを知っているから。 |
これはたかが「雑談」でも、相手に対しての印象を常に考えているということです!
こんなことは、好意のある女性を前にしたときの私の言動と一緒だ(@_@)
それをどんな人に対しても行えといけないということなのか?
話し上手「何を話したか」は忘れても、「何かを感じたか」は一生残る
いろいろな人にあって、相手と何を話したかは、確かに覚えていません。
しかし、話した相手から何かを感じたことはハッキリと覚えています。
「いい人そうだ」「なんかいやな人だ」
世界のエリートはこの「残る印象」が、その後のキャリアを大きく決定づけることを良く分かっているのだそうです。
ですから最初の「雑談」が、
その後の「印象・気持ち」を形つくる機会であり、アピールタイムであると心得ているわけなんです。
ようは、「良い人」との印象をもってもらわないと、その後の関係がスムーズにいかないということですね。
ではどのような話し方をしていけばいいのでしょう?
話し下手・何かを言えば、何かが伝わるは大きな間違い!
雑談が上手くなりたい、私はそう考えているんですが、
分かっているようで、分かっていないことに気づかされました。
それはなにかというと、
ひとは、「自分が聞きたい情報だけを」受け入れる生き物だということ。 |
これは自分に当てはめてみても、確かにそうだ!
これは凄く重要なことなので繰り返しますね。
〇人は自分が聞きたい情報だけを受け入れる生き物!
〇人は自分が聞きたい情報だけを受け入れる生き物! 〇人は自分が聞きたい情報だけを受け入れる生き物! |
三回繰り返しました!私もこの言葉を決して忘れないようにします。
話し下手が注意すること・コミュニケーションの主役は自分ではなく相手!
これは自分フォーカスから相手フォーカスにベクトルを変えることだそうです。
これがコミュニケーションのファーストルール!
自分の話をするよりも、「質問する」「話を聞く」これが大事だと学びました。
そういえばテレビのバラエティー番組で、
芸人MCがゲストの話をうまく引き出し、話を盛り上げる、
これってコミュニケーションの力がスゴイってことですよね。
さんまちゃんなんて、抜群のコミュニケーション能力の持ち主ってことですね。
雑談が上手くなるには「最高の聞き手になること」
これが分かっただけでも、次に目指す目標ができました。
あなたも、自分が話し下手だなと感じているのでしたら。
相手フォーカスの考えをもって会話の準備をしてみませんか?
これは私にとってもそう簡単ではないんですけど(>_<)
努力していかないと話し上手になれそうもないので、
まずは一番近い家族からコミュニケーションの実験に使っていきたいを思います。
まとめ
「世界最高の話し方」を読んで、雑談がコミュニケーションにとって非常に重要だと
いうことが分かりました。
この本は色々な話し方について書かれている本よりも、
具体的で行動しやすい内容が書かれています。
雑談が苦手と思っている方には、お勧めの本です。