こんにちは、今回は大谷翔平がすごいと言われることに対して、本来ならありえないことを想像しつつ野球以外の例えで調べてみました。
例えば他のスポーツや文学界で大谷翔平の様な考えられない偉業を達成するには、どんなことを成し遂げれば良いのでしょうか? いろいろ例えてみましたが、やはり大谷選手の凄さをあらためて実感しました! |
「野球以外のスポーツで、常識外の結果をだす?誰もやってないことをやるということだね。」
「そうだよね、サッカのフォワードとゴールキーパーの両方できるスーパーヒーロー!これってありえないでしょう?」
他のスポーツで、大谷翔平のような2刀流の活躍ってイメージしずらいですね。
でも「ありえないでしょう?」ということを前提に考えてみました。
目次
大谷翔平の凄さサッカーや他のスポーツで例えると?
メジャーでライバルの選手に「翔平は化け物だ!」といわれる大谷選手ですが、
他のスポーツでこれだけの偉業となると、どんな選手になのでしょうか?
サッカーに例えた場合の大谷翔平
「GKとFWを両方やるなんて、普通はないよなそれに、得点王でGK?こんなの絶対無理!」
「そんな無理なことを大谷翔平はやったんだよね、ホームラン王で投手として10勝!」
サッカーで例えると「ゴールキーパーだけど得点王!」
サッカーは基本的に手を使わない競技ですが、ゴールキーパーだけは手も使いますね。
自軍のゴールを守る最後の砦になるわけですので、守りに特化したポジションと言えます。
それにもかかわらず、大谷翔平選手は試合になると攻めて、たまにハットトリックも決め、自軍のゴールもしっかり守ります。
そんなサッカーでの2刀流が得点王ではないですが、過去に一人だけいたんです。
元コロンビア代表ゴールキーパーのレネ・イギータは、その驚異的な得点能力で知られていた。
彼はキャリア中(1985年~2009年)に 41 ゴールを記録し、サッカー史上最も多くのゴールを決めたゴールキーパーの 1 人と考えられています。
イギータは、ゴール前からドリブルで前進するなどのリスクを冒すことや、「スイーパーキーパー」のプレースタイルで有名でした。引用・Wikipedia
レネ・イギータは少年期にはFWをやっていて、ある日欠場した選手の代わりにGKを務めたことからGKとしてプレーするようになったそうです。
GKとFWを両方やるなんて、普通に考えるとあり得ない話ですが、大谷翔平選手をサッカーで例えると、こんなイメージになりますね!
ホントにあり得ない話ですね、しかし、大谷選手はそんなあり得ないことを野球で成し遂げているんです。
陸上競技に例えた場合の大谷翔平、短距離と長距離の2刀流
「なに?短距離と長距離の2刀流?こんなの絶対無理だよ。」
「でもさぁ大谷選手って2刀流でプロになって、ほとんどの人に無理だって言われてたんでしょ?」
大御所といわれる人たちからは、ぼろくそに言われてたよね。
でも、人がやってないことをやり、周りを黙らせたんだ!
そんな大谷翔平の偉業は、陸上に例えたらどんな選手になるのでしょう?
ところで、短距離と長距離の2刀流って、今までの選手でいるのでしょうか?
陸上競技で例えると「100m走とフルマラソンでメダリスト」
短距離走と長距離走は全く違う競技ですが、どちらも速い選手はいると思います。
しかし、メダリスト級になると話は変わってきます。
大谷翔平選手は、ピッチャーなのにホームラン競争に加わっているようなイメージです。
じつは、短距離ではないですが、5000m、10000m、フルマラソンで金メダルを取った人はいます!
エミール・ザトペック(Emil Zátopek、1922年9月19日 – 2000年11月22日)は、チェコ(現役当時はチェコスロバキア)の陸上選手。
1952年ヘルシンキオリンピックの5000m・10000m・マラソンで金メダルを獲得した。この長距離三冠の記録は今後達成する選手はいないだろうと考えられている。引用・Wikipedia
大谷選手が100年に一人と言われいるので、100年目の2050年までにはこんな陸上選手がでてくるかもしれませんね。
ロードレースで例えると「スプリンターだけど山岳賞」
「これも大谷翔平の2刀流と比較するのに良いね」
もう少し詳しく教えて
ロードレースで大谷翔平選手のような偉業を成し遂げるとしたら、例えば「スプリンターでありながら山岳賞も獲得する」というような、通常では考えられないような二つの異なる特性を兼ね備えた賞を取ることになるでしょう。
もう少し詳しく解説しますね。
これは、一般的には平地でのスピードを競うスプリンターが、山岳地帯でのレースも制覇するという、非常に稀なケースを指します。
大谷選手が投手としても打者としても高いパフォーマンスを発揮しているのと同様に、ロードレースで二つの全く異なる能力を示すことができれば、それは大谷選手の野球における偉業に匹敵すると言えるでしょう。
スプリンターとは?
スプリンターとは、自転車ロードレースにおいて平地でのゴール前スプリントを得意とする選手のことです。一瞬の爆発力が求められ、トップクラスのスプリンターはゴール手前100~
では、山岳賞とはどんなものでしょう?
山岳賞とは?
山岳賞とは、自転車ロードレースで設定される山岳ポイントを争う賞です。
コース上の重要な上り坂の頂上に山岳ポイントが設けられ、そこを上位で通過することでポイントが得られます。
通常は、スプリンターと山岳賞を獲得する選手は異なる特性を持っていて、
スプリンターは平地でのスピードを競い、山岳賞の選手は山岳地帯での登坂能力を競います。
こんな瞬発力と持久力の両方をもっている選手って普通はいないですよね。
ところが、両方の賞を獲得する超人的な選手がいました。
例えば、スロバキア出身のプロ自転車ロードレース選手で、ペテル・サガンのような選手は、スプリンターでありながらも山岳ステージで優れたパフォーマンスを発揮し、ポイント賞や山岳賞を獲得しました。
ペテル・サガンは、スプリンターとしての速さだけでなく、登坂能力も兼ね備えているため、非常に多才であり、レース戦略においても重要な役割を果たします。
ペテル・サガンはツール・ド・フランスでポイント賞を7回獲得し、世界選手権自転車競技大会ロードレースで前人未踏の3連覇を達成した唯一の選手です。
サガンはマウンテンバイクレースでも活躍しており、そのフィジカルとテクニックを活かして、起伏の激しいコースでもライバルを抑えて勝利を収めています。
ただし、これは例外的なケースであり、一般的にはスプリンターと山岳賞の選手は異なる専門性を持つことが多いです。
引用・wikipedia
ロードレースの世界でも、大谷翔平選手のような怪物がいましたね。
ロードレースの歴史は、1868年にフランスで自転車レースが行われたのが最初です。
それから現代まで156年の間にペテル・サガン一人です、大谷選手の凄さと同じと思いませんか。
さぁスポーツ関係はこれくらいにして、まるっきり畑違いの分野と比べてみましょう。
ノーベル賞で例えると
「ノーベル物理学賞と文学賞を両方とる?」
む~これこそ無理!
「ノーベル物理学賞とノーベル文学賞を両方とる!」
さすがにこれは今まで一人もいません!
ノーベル賞は、通常、受賞者がその分野で顕著な業績を挙げた場合に授与されますが、物理学と文学は非常に異なる分野であり、両方で高い成果を上げたと認められた人はこれまでにいません。
物理学と文学は真逆のジャンルですが、大谷翔平選手の活躍をノーベル賞で例えると、こんな感じになるのでしょうか?
これからの先に両方取るような超天才が現れるかもしれませんが、大谷翔平がメジャーで達成した2刀流の実績は、ほかの分野で比較してもあり得ないことがお分かりになったかと思います。
大谷選手の偉業を他のものに例えるとどのようなことになるのか、いかがでしたでしょうか?
調べてみると、どのスポーツにも100年に一人くらいは怪物が現れる感じですね。
野球ではそれが大谷翔平ということだったんです。
なんか、日本から野球の偉業を達成する選手が出るって、嬉しくないですか?
ところで、野球ファンでなくても、大谷選手のファンという女性がいるんじゃないですか?
そんな方のために、大谷選手が少年時代からプロになるまでを、時系列にご紹介しますので。
野球はあまり知らないけど、大谷選手のことは知ってるという人になってください。
大谷翔平・少年時代から違った
大谷翔平選手は、小学生のころからすでに怪物の素質が十分あったようです。以下は、年代順に驚きの功績をまとめたものです。
「大谷翔平って小学生のころから凄かったんだよ小学生で110kmってアニメの世界だよね。」
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- 小学5年生で球速110キロを記録し、中学生のエース級の球を投げていました。
- 高校2年生で甲子園で150キロを記録し、甲子園での2年生の最速タイ記録を樹立しました。
- 高校3年生でアマチュア史上初の160キロを記録し、プロ野球でも160キロは数名しか達成していない記録を打ち立てました。
「高校で160kmのスピードだよ!怪物だでも、投手としての記録ばかりだと思わないかい?」
「打者としてはどうなんだ?」
「ほんとだ、まだ2刀流じゃないんだねいつから2刀流になったの。」
大谷翔平・2刀流はケガが原因⁉
実は、高校2年の時に怪我をして、投球練習ができなかったそうなんです。
バッティングの素振りをしても、ケガの部分に痛みもなくスムーズに振れたのだとか、
そこで、オフのあいだにバッティングの練習に専念して、3年になった時にはめちゃくちゃ飛距離が出て、ホームランが打てるバッターになったそうです。
これって凄くないですか!
もし、ケガをしなかったら2刀流の大谷翔平はいなかったんです。
じつは、大谷翔平は、高校卒業時には直接メジャー行くと宣言していました。
アメリカに渡ってマイナーから投手としてやっていくつもりだったんです。
ところが、日本ハムがドラフトで大谷翔平を単独指名し、当時の監督・栗山英樹さんが「2刀流でやってみないか?」と説得し、大谷翔平もそれなら日本ハムで2刀流でやってからメジャーに行こうと決めたんだ。
- 高卒新人で初本塁打と初勝利を記録し、江夏豊以来の46年ぶりの快挙となりました。
- オールスターゲームで投手と野手の両方で選出され、史上唯一の選手となりました。
- NPB史上初の二刀流での二桁勝利と二桁本塁打を達成しました。
「これも大谷翔平の人間性と運だよな、栗山監督がいなかったら、今の大谷選手はいないんだよ。」
「そうなんだ、日本ハムに入団して2刀流ができるようになったんだ、でもほんと、栗山監督に出会わなかったら、2刀流も生まれなかったね。」
大谷翔平は日本ハムで大活躍
プロ野球の大先輩から2刀流に対して「そんなに甘くない」「できるわけがない!」などいろいろ言われました。
ところが、NPBで2刀流として結果をだして、いよいよメジャーにわたりました。
大谷翔平選手は、メジャーリーグで数々の偉業を成し遂げています、2021年から2023年までの主な成績と偉業をご紹介していきます。
「大谷翔平は18年に渡ったんだよね、最初の4年は怪我とかなかなか活躍できなかった。」
「すぐに活躍できたわけじゃないんだ2021年から2刀流として活躍し始めたんだね。」
✅アメリカンリーグ(ア・リーグ)MVP(2021年と2023年)
大谷翔平選手は、2021年アメリカンリーグでのプレーにおいて、投手としても打者としても圧倒的な活躍を見せ、メジャーリーグの歴史で初めて両方のMVPに輝いた選手となりました。
✅2023年にも同様の偉業を達成し、アメリカンリーグでのプレーにおいてその名を不朽のものとしました。
◎2年連続の「2桁勝利&2桁本塁打」
◎2021年~2023年のシーズンで、投手として9勝、15勝、10勝を記録。
◎ホームランが2021年が46本、2022年は34本、2023年に44本を打ちました。
この成績は史上初の偉業であり、大谷翔平選手の二刀流の能力を証明しています。
✅2023年圧倒的な成績と多彩なプレー
◎投手としては23試合に登板し、10勝5敗、防御率3.14、167奪三振の成績を残しました。
◎打者としては44本塁打を放ち、メジャーリーグでホームラン数、打点、打率、出塁率、長打率、得点の6つの主要な打撃成績でリーグトップに輝り打撃リーグ6冠を達成しました。
「ホントすごい!100年に一人の逸材って言われるわけよね、でも、努力も人の何倍もしてるよね!身体がホントに大きくなったもの。」
大谷翔平・藤浪晋太郎10年で大きく差が開いた!
そうなんだよね、高校時代のライバルで藤浪晋太郎選手がいるんんだけど、投手として当時の才能とレベルはそんなに変わらなかったと思うんだ。
藤波選手もメジャーにわたって2年目になるけど、球団を3つも変わった。
3つ目の移籍先メッツでもオープン戦の成績がさっぱりで、開幕はマイナー落ちとの報道がありったよ。
藤波選手がドラフト1位で阪神に入って、次のようなことを言ったらしい「プロの練習は楽でいい!高校時代の方が大変だった」こんなことを先輩に言ったとか、いわないとか。
ニュアンスが違うかもしれませんが、このようなことを言ってひんしゅくをかったようです。
藤波選手が大谷選手のような考え方をしていたら、いま大投手になっていたかもしれませんね。
まとめ
大谷翔平選手の凄さがお分かりにないましたでしょうか?
野球を知っている方にとっては、今の大谷選手がモンスターであり、化け物だということは良くわかっていると思いますが。
野球を知らない方にも、大谷翔平という男がいかに凄いのか理解できるように、色々と例えをだしてきました。
日本を元気にしてくれる男、大谷翔平の凄さを知って、これからやってくれる偉業を称え応援していきましょう。