「NHKあしたが変わるトリセツショウ」でとうもろこしは魚だ!そんなこと言いだしました⁉埼玉県川越市のとうもろこし農家、飯野芳彦さんの話によると。
「とうもろこしは魚なんです!」そう言いながら、朝収穫したとうもろこしを大きな桶に入れ、そこにたっぷりの氷を次から次に入れていきました。 何故このようなことをするのでしょうか? この記事では、何故とうもろこしが魚と言われるのか?とうもろこしの美味しい茹で方、簡単レンジ調理、 そして、子供も大喜びなとうもろこしのデザートをお届けします、最後までごらんくださいね。 |
とうもろこしをまるで魚のように扱っている農家さんが理由をお話してくれました。
目次
とうもろこしを何故、魚のように氷漬けにするのか?
とうもろこしを氷漬けにするなんて、聞いたことあります?
魚市場にいけば魚が氷漬けになっている姿はよく見ますよね、
ではなぜそんな事するのか聞いてみました。
とおもろこしを氷漬けにするなんて、
今まで聞いたことないんですけ、
何故なんですか?
実はとうもろこしは、鮮度劣化がすごく早いんです!
収穫したその場から鮮度がどんどん劣化していくんです!
そして、鮮度が劣化すると甘さも落ちていくんですよ。
とうもろこしって、そんなに鮮度劣化が早いんですか!
とうもろこしの鮮度(甘さ)劣化が常温保存と0度保存の違いが分かりました。
【鮮度劣化比較】
★常温では、1日で20%減、3日で40%減、そしてなんと6日で60%減になってしまうのです!★0度保存では、6日経っても鮮度(甘さ)をキープしています! |
甘さの劣化を遅くするために、
氷漬けにするということなのですね♪
でも何故氷漬けにすると劣化が遅くなるの?
普段も色々な食材の鮮度を保つために、
低温保存していますよね。
魚市場の魚も氷漬けにしているけど、
氷漬けにすると何故劣化が遅くなるのでしょう。
とうもろこしを氷漬けにすると鮮度劣化が遅れる?!
とおもろこしを低温で保存すると、甘さをキープできることが分かりました。
さて、ここで疑問がわいてきました。
なぜとうもろこしだけ、そんなに鮮度劣化が早いの?
他の野菜と何がちがうの?
ホントにその疑問は残りますよね、他の野菜と、トウモロコシの何が違うのでしょうか?
トウモロコシは他の野菜と呼吸量が違う⁉
実はトウモロコシは、他の野菜と呼吸量が全然ちがうんです!
野菜はみんな生きているので呼吸はしているのですが、
トウモロコシは他の野菜よりも呼吸量がすごく多いのです!
下の画像を見てください、タマネギ、トマト、きゅうり、ニンジン、
そしてトウモロコシの呼吸量の違い!
えっそんなに違うの?
なんか、トウモロコシが圧倒的にすごい!
そして呼吸する時に使われる成分が「糖分」なのです。
ですから、常温で保存すると糖分がどんどん減少してしまうということなのです。
それなら、収穫したてのトウモロコシの糖分てどれくらいなのでしょう?
トウモロコシ、収穫したばかりの糖分が驚きの甘さ!
収穫したばかりのトウモロコシの糖分をトリセツショウが紹介していました。
あまりの数値の高さに驚きでしたよ!
なんと!19.1度の糖度です!
メロンが18度、リンゴの糖度17度、マンゴー17度を抑えて、
畑で収穫したトウモロコシをすぐに食べれば驚きの甘さと言うことです(^o^)
この甘さをキープするために低温保存するというわけなのです。
なるほど、そういう理由なのね!
だから、深夜に収穫して早朝に出荷しているのね(^o^)
でもスーパーに並ぶ時は1日〜2日経ってるのよね、、。
そうですね、ですから購入したらすぐに食べるか、
冷蔵庫のパーシャルか野菜庫に、立てて保存すると劣化が遅くなりますよ。
トウモロコシ農家さんのように、収穫したてが食べられない私達は、
どうしたら甘く美味しく食べられるのでしょうか?
それは、トウモロコシの茹で時間にありました!
トウモロコシの湯で時間は35分⁉
トウモロコシは35分コトコト茹でると甘くなるそうです!
何故35分なのでしょうか?
村上智華さんがこだわってきた野菜の一つがトウモロコシだそうです!
足掛け20年の彼女が行き着いたトウモロコシの茹で時間が、
「35分茹で」!
35分でおいしさのピークに達するそうです。
注)茹でる時は水に対して1%の塩を入れるそうです。
そして特筆すべきは、茹で汁を捨てないこと!
茹で汁を他の料理に使うと美味しくなるということです。
何故トウモロコシの茹で汁が美味しくなるのでしょう?
それは、トウモロコシの芯にあります!
トウモロコシの芯には糖分、グルタミン酸、
がたくさん含まれているんですよ!
芯から甘さや栄養分が1粒々に行き渡っているので、
芯にはそれが凝縮されているわけですね。
その芯の養分を余すことなく取り出すことができるのが、
35分間トウモロコシを茹でることなのだそうです。
トウモロコシの芯は実より糖分が高い⁉
トウモロコシの芯はなんと実より糖分が高い?
これには驚きです。
下の画像見てください、芯の方が2ポイントも糖分が高いんです!
でも茹でたトウモロコシを食べた後、芯をかじっても甘くないですよね(´-﹏-`;)
そうなのです、芯ん糖分を取り出す茹で時間が35分です!
よく言われるトウモロコシの茹で時間15分前後と、
35分間茹でた芯の違いを見てみましょう。
10分間、茹でたトウモロコシは芯が白っぽいですね、35分間、茹でたトウモロコシの芯は透明ぽっくなっています。 |
これは芯の糖分やグルタミン酸が溶け出たということですね、
それが実にも入っていくので、より甘く旨味があるトウモロコシができるということなのです。
えっ芯の糖分や旨味が実に染み込むのね!
だから、35分茹でが最適なのね♪
これ、私やってみる(^o^)
これは是非やる価値がある情報ですね!
スーパーに並ぶトウモロコシは少なからず鮮度が劣化しているので、
少しでも美味しさをアップするためにはこの方法はベストです!
さぁ最後に簡単に作れるトウモロコシのデザートのレシピをご紹介します。
簡単にできるトウモロコシのプリン!
【材料2人前】◎トウモロコシ・・・・・・2本
◎牛乳・・・・・・・・・125ML ◎砂糖・・・・・・・・・お好み |
【作り方】1、トウモロコシをおろし金ですりおろす。
2、ボウルとザルを用意して、すりおろしたトウモロコシをザルでこす。 3、こしたトウモロコシの液に牛乳加えて混ぜる。 4、お好みで砂糖を適量入れる。 4、カップに移して冷蔵庫で冷やしてできあがり。 そのまま食べてもいいですし、 ホイップクリームなどでトッピングしてもいいと思います。 |
これはホントに簡単にできます、
トウモロコシのコーンスターチでスムーズに固まるので、
すりおろして、こして、牛乳と混ぜて冷やすだけ!
手軽にできるので、ぜひやってみてください。
まとめ
トウモロコシの甘さを120%発揮させる調理法をお話してきました。
トウモロコシは低温保存すること!
茹で時間は芯が透明になる35分がベスト!
簡単トウモロコシプリンはあっという間にできあがり、美味しい!
そんなことがわかりました。
いままで、トウモロコシの美味しさを引き出せていなかったなと、実感しました。