漢字で書くと「片付ける!」 ひらがなに直すと、「かたづける」それとも「かたずける」どちらが正しい?大人でも間違える「ずとづ」子供に教えておきたいですね♪ |
「大人でも間違える「ずとづ」だね、子供に上手く教えたいな」
片付けるの平仮名は、かたづける?それともかたずける?
正解は「かたづける」なんですが、このづとずってまぎらわしいですよね。
でも濁点を取って書くと分かりやすいですよ。
ずとづの違いは何で判断する?
現代仮名づかいでは二語に分解しにくいものは、それぞれ「ず」を用いて書くことを原則としつつ、「づ」を用いて書くこともできるとされています。
「いなずま(稲妻)」ほおずき、うなずく、おとずれる(訪)などが例として挙げられ、 「つまずく」もこれに該当します。 そのため、「つまずく」「つまづく」のどちらでも「躓く」で漢字変換ができる訳です。 |
ゴミをかたづける?ゴミをかたずける?どっち?
これを平仮名になおすと「ゴミをかたづける」になるんですが、
ゴミを片付けるの意味はなんでしょうか?
ゴミが散らかっている状態を綺麗な状態にすることですよね。
このような状態にすることをかたをつけるといいます。
他にもいろいろな言葉があります。
☑仕事にかたをつける。➡仕事をかたづける
☑たまっていた問題をいっきにかたをつけた➡たまっている問題をいっきにかたづけた。
このように濁点をとるとどちらを使えばいいか分かりますよね。
例えば上の文章を「す」を使ったらどうなるでしょうか。
☑仕事にかたをすける➡仕事をかたずける
☑たまったいた問題をいっきにかたをすけた➡たまっていた問題をいっきにかたずけた。
この「す」って濁音にすると意味が通じる言葉になるんですが、
濁点を取ると意味が通じない言葉になっちゃいますよね。
もし文章を書いている時に、どちらを使ったらいいのかな?
なんて迷ったら濁点をとってみましょう。
濁点を取った言葉で意味が通じる文章になるか、ならないかで決めると良いと思います。
ぢ」と「づ」を使う場合に法則はあるのか?
覚えておくとちょっと良いかもしれない仮名遣い。
「現代仮名遣い」によると、
仮名の使い方は、大体発音通りとすると書いてあります。
例えば「ぢ」「づ」を用いる時は。
1)同音の連呼 の時は。
[例] ちぢむ(縮)、つづみ(鼓)、つづら、つづく(続)、つづる2)2語の文字連合の時は。
[例] はなぢ(鼻血)、そこぢから(底力)、いれぢえ(入れ知恵)、ちゃのみぢゃわん(茶飲み茶わん)…1,2以外で、漢字の音読みでもともと濁っているものは「じ」「ず」を使用する。
[例] じめん(地面)、ぬのじ(布地)、ずが( 図画)、りゃくず(略図)
2語に分解しにくいものは「じ」「ず」を用いる。
[例] せかいじゅう(世界中)、いなずま(稲妻)、さかずき(さかずき)、ほおずき、うなずく、おとずれる(訪)、
ひざまずく、でずっぱり、ひとりずつ、ゆうずう(融通)
どうですか?仮名遣いの考え方って理解できましたか?
ずとづをローマ字で書くと?
ず・・・・「ZU」
づ・・・・「DU」
ローマ字で書くと上記のように書くのですが、本来は発音も違ってきます。
ZUの発音は「ズ」
DUの発音は「ディユ」となります。
元々の発音は違ったんですが、江戸時代になってから、同じズの発音に変わってきたようです。
一度覚えてしまえば間違えることもないと思うのでしっかり覚えておきましょう。
まとめ
づとずの仮名遣いについてお話してきました。
づとずについては濁点を取って文字にしてみると、正しい文字はどちらなのかが分かりやすです。
その他の仮名遣いで気を付ける文字の決まりもお話してみました。