中国薬膳に詳しいパン・ウェイ(料理研究家)さんが、寒くて乾燥する季節にぴったりの養生料理を紹介してくれました。
まず、一口サイズに切った鶏のもも肉に、しょうが、紹興酒、こしょうを加えて下味をつけます。
次に、片栗粉をまぶして、香ばしく焼き上げます。
味付けには、体を温めるピリ辛のチリソースを使います。
このソースは、トウバンジャンをベースに、ねぎやにんにく、ケチャップなどを炒めて煮詰めたものです。
最後に、焼いたなすを添えることで、食感に変化をつけた一品に仕上げます。
材料
2人分
- 鶏もも肉1枚(250g)
- A
- しょうが(すりおろす)小さじ1/2
- 紹興酒なければ酒でよい小さじ1
- こしょう3つまみ
- 片栗粉適量
- なす1コ
- ごま油(白)香りのない植物油でよい 鶏・なす・ソース作りに使用大さじ2
- ねぎ(みじん切り)5cm分
- にんにく(みじん切り)大さじ1
- B
- ケチャップ大さじ2
- 顆粒(かりゅう)チキンスープのもと中華風大さじ1
- しょうゆ小さじ1
- 黒砂糖小さじ1
- トーバンジャン小さじ1/2
- 水50ml
- ベビーリーフお好みで
- クコの実水で戻すお好みで
つくり方
鶏もも肉の厚い部分を切り開いて厚みを均一にする。
一口大に切り、Aをもみ込んで、片栗粉を薄くまぶす。
フライパンにごま油(小さじ2)を中火で熱し、鶏肉の皮を伸ばして下にして、約2分間、触らずにカリッと焼く。
皮の端の色が変わってきたら上下を返し、鶏肉を押さえながら約2分間焼く。火が通ったら取り出す。
なすのヘタを除き、縦半分に切り、両面に浅く斜めの切り込みを細かく入れる。
(1)のフライパンにごま油(小さじ1)を足して、皮を下にして焼き、上下を返したら軽く押さえながら柔らかくなるまで焼く。
チリソースをつくる。
なすを取り出し、ごま油(大さじ1)を中火で熱して、ねぎとにんにくを炒める。香りがたったら、Bを混ぜて加え、約1分間とろみがつくまで煮る。
(1)と(2)を皿に盛りつけ、お好みでベビーリーフ、クコの実を添える。(3)のソースは別の器に入れて添える。
調理自体は、そんなに面倒くさいこともないですね。
下準備をしっかりやれば問題ないでしょう。
チリソースで食べる鶏肉、どんな味になるのか楽しみです。
早速作ってみようと思います。