紅焼肉(ホンシャオロウ)は、豚バラ肉をしょうゆで煮込んだ料理で、中国の代表的な家庭料理です。
豚肉を使う料理が多い中国ではソウルフードとされているんです。
全国各地に根付く食文化の影響を受け独自に進化していて、地域×家庭の数だけ紅焼肉があり、
調理法のひとつである紅焼と豚肉を組み合わせた料理です。
教えてくれたのは、中国料理店 オーナーシェフ山野辺 仁さんです。
|
紅焼肉(ホンシャオロウ)の材料と作り方
鮮やかな色合いと、香ばしく濃厚な味わいが特徴で、色鮮やかで艶照りよく上品な甘めで濃厚な味付けが特徴です。
材料 つくりやすい分量
|
つくり方
「肉を下茹でして、灰汁と臭みをとるのね」
1 肉の下ごしらえ
大きな鍋にたっぷりの湯を沸かし、豚肉を入れる。再び沸騰してから20分間ゆでる。 (湯は捨てて、鍋を洗う) 肉をよく洗い、汚れを取り除き、水けをしっかりとふき取る。
1本を6等分に切る。 ボウルに(1)の肉を入れ、しょうゆ(大さじ1)をからめる。
2
鍋に油を入れて温め、(1)の肉を入れて、中火で焼く。 全ての面に焼き色がついたら、取り出す。 (鍋を洗う)
※しょうゆをからめてから焼き色をつけることで香ばしさが加わり、煮崩れもしにくい。 ※油はねに注意して焼く。
3 カラメル
鍋の水けを拭き、砂糖(大さじ2)を入れ、中火にかける。 縁が茶色くなり始めたら弱火に落とし1分半から2分ほど加熱する。 全体が濃いカラメル色になったら火から下ろす。
※カラメルを作ってから煮込むことで、コクが加わり、きれいな色に仕上がる。
4 煮込む
(3)の鍋にすばやく水(1.5リットル)を注ぎ、(2)の肉・ねぎ・しょうが・八角・シナモンスティックを入れ、強火にかける。 沸騰したら中火に落とし、フタをせずに20分間煮る。
5焦がさないように煮込む
(4)の鍋に、砂糖(100g)・紹興酒・しょうゆ(100ml)を入れて強火にかけ、 沸騰したらフタをせずに30分間煮る。
6 盛りつけ
角煮を器に盛る。 煮汁を強火にかけて、とろみがつくまで煮詰め、角煮にかける。 塩ゆでした小松菜を添える。
紅焼肉は同じ豚の角煮なんですが、日本の角煮やラフテーとは違いますね、
八角やシナモンスティックを使った味付けや、強火で煮込んで照りが出るように調理していくのは、
私もあまりやったことがありませんでした。
これは参考にして作ってみようと思います。
まとめ
【あさイチ】みんなゴハンだよ~では、中国のソウルフードと言われる、紅焼肉。
教えてくれたのは、中国料理店 オーナーシェフ山野辺 仁さんです。
日本の角煮や沖縄のラフテーと似ていますが、調理方法が少し違います。
角煮の照りがあり、八角とシナモンの味がポイントです、
是非参考にして作ってみましょう。