ハヤトウリは独特の食感と、栄養素がイッパイでお勧めの野菜なんです。
しかし、ハヤトウリが不味いと言うヒトと、食べた後に吐き気がしたなどというヒトもいます。 そんな経験をした人たちは、みんな下処理不足が原因であり、全てある成分が原因なんです。 そこで、ハヤトウリの下処理の方法とおすすめのレシピをご紹介します。 |
目次
ハヤトウリ・下処理で不味いから美味いにする方法
ハヤトウリを食べたことがない方は、どんな味がするの?
と思うかもしれませんね(^^)
食べた人の中には「まずい」と感じた方もいるようですが、何が原因なのでしょうか?
ハヤトウリがまずい原因は?
ハヤトウリを「まずい」と感じる時は、苦味が強いことが原因なのです。
下処理をすれば苦味なく食べられる野菜ですが、アクの含有量が多い時に苦味を感じるんです。
この苦味成分(アク)は「ククルビタシン」と呼ばれるものです。
ククルビタシンは湯がいて加熱すれば少なくなり、食べやすくなります。
ハヤトウリはどんな味?
ハヤトウリは、白い種類も黄緑色の種類も苦みのある野菜です。
ハヤトウリは瓜の品種ですが、水分量が多く食感は生と加熱後はかなり違ってきます。
生だとシャキシャキしていますが、煮物などで 加熱することによって溶けるような柔らかい食感 となります。
ただし、苦味成分(アク)「ククルビタシン」が苦手な人もいるので、あく抜きをしっかりとしましょう。
ハヤトウリあく抜きの仕方
ハヤトウリの苦味成分=アクなので、アク抜きすることによって苦味を抑えることができます。
美味しいハヤトウリにするための、下ごしらえと苦味のとり方を解説します。
ハヤトウリを塩揉みにする
塩を振ってよく「塩揉み」することで、
ハヤトウリに含まれるアク(苦味成分)を出すことができます。
塩揉みすることで組織が破壊され、流れ出る水分と共にククルビタシンが出てきます。
塩揉みしたハヤトウリは、サラダとして生で食べることもできます。
漬物にしても、シャキシャキとした食感で、おいしいですよ。
塩や白だし、昆布だしで作るウリの浅漬けは、
歯ごたえと爽やかさを楽しめる夏の一品です。
皮は硬いので厚めにむきましょう。
はやとうりを使った浅漬けは、シャキシャキ食感で暑い夏にもぴったりな爽やかな副菜ですよ。
お酒のおつまみとしても相性いいです。
ハヤトウリの加熱調理法
加熱調理することでも、苦味をとることができます。
皮をむき、縦に4つに切って種をそぎ落とし、
塩を加えた熱湯に投入し2分ほど茹でてから、好みの厚みにスライスしてください。
スライスや細切りにしたものをゆでる場合は、
ゆでるというよりもさっと熱湯をくぐらせる程度にしましょう。
ハヤトウリを食べて吐き気が⁈その原因は?
ハヤトウリは、「人によって食べると嘔吐を引きおこすことがある」ようです。
ハヤトウリに含まれる「ククルビタシン」という成分が原因となっており、
体が拒否反応を起こすことで嘔吐症状 が現れます。
ハヤトウリを食べて、嘔吐・吐き気がおこる
ハヤトウリアレルギーの症状には、嘔吐・吐き気があります。
先ほどお話したククルビタシンが原因でおこる
アレルギーとなって起こる嘔吐・吐き気です。
ハヤトウリを食べて、目眩(めまい)
アレルギーを起こすと、目眩(めまい)となる可能性もあります。
目眩はその他の食物アレルギーでも起こり得る症状です。
ハヤトウリを食べて、腹痛・下痢
また、アレルギーによって腹痛や下痢を起こすこともあります。
これはアレルギー症状の中でもよく見られる症状です。
ハヤトウリを食べて、手荒れ
ハヤトウリアレルギーの症状には、手荒れなどの皮膚炎もあります。
特にハヤトウリの断面から出る液に触れることで、肌荒れすることがあります。
これらは全てククルビタシンが原因でおこるのですが、
あく抜きをすればこの成分は無くなるので、しっかりとした処理をすれば安心して食べられますよ。
ハヤトウリのお勧めレシピー
まとめ
ハヤトウリを食べて不味いと感じる人や、
食べた後に気持ちが悪くなった人に共通するのは、
あく抜きをしっかりとしなかったことが原因のようです。
ハヤトウリはしっかりと下処理をすれば、美味しくなります。
苦みもなくなるので、美味しくたべれますよ(^^)