アボカドは食物繊維やビタミン類など栄養も豊富で、エネルギー量がもっとも多い果物とされています。しかし、残念ながら食べ頃の見極めがプロでも困難な果物なんです。
スーパーには「硬すぎる」、「柔らかすぎる」といった声が数多く届きクレームの多さも一番なのが、「アボカド」なのですが、そのアボカドをちょっとひと手間を加えるだけで、 あっという間に疑似完熟になるそうです。 今回のトリセツショウでは、アボカドを食べ頃にする方法と、おすすめ料理レシピ6品を教えてくれました。 これで、アボカドを使った料理が身近になりますよ(^o^) |
「そうなのよね、アボカドって食べ頃がわからないから、ついつい買うのやめるのよね。」
「固くても、柔らかくても食べ頃にできるのかな?」
そうなんです、あるひと手間を加えるだけで、完熟状態になるそうです。
アボカドが硬いのは細胞間の接着剤のような存在の「ペクチン」が
原因なのだそうです。
柔らかくするには、細胞の隙間の“ペクチン”という物質を壊すことなんです。
このペクチンは弱アルカリ性&加熱に弱い性質があるので、
その方法をつかうと、「トランスエリミネーション」という現象がおきてくるんです。
目次
アボカド食べ頃にする「トランスエリミネーション」
その方法とは、「沸騰した牛乳に10分間煮るだけ!」
この現象は固くても、柔らかくても、アボカドを食べ頃にするそうです!
たったこれだけで、硬いアボカドは柔らかく、柔らかいアボカドはよりクリーミーになるんです。
「沸騰した牛乳でアボカドを煮るの!」
「時間が10分!これだけで、完熟状態と同じようになるのね(^o^)」
そうです、たったこれだけで、完熟状態と同じアボカドになるんです!
本来は時間をかけて追熟していくのですが、そんなに何日も待っていられません。
この方法なら、スーパーでアボカドを買って、硬いと感じてもすぐに完熟状態にできます。
イロイロな料理につかったり、スムージーにしたりして美味しく食べれます。
今回のトリセツショウではアボカドのレシピをたくさん教えてくれたので、
ご紹介します。
アボカドサラダ「トランスエリミネーションで作る」
材料◎アボカド◎牛乳◎オリーブオイル◎塩◎レモン汁◎レモンの皮 |
アボカドサラダの作り方の詳細は⇓
アボカドシチューのレシピ
材料(2人前)◎アボカド◎玉ねぎ◎マカロニ◎牛乳◎薄力粉◎オリーブオイル◎市販のブイヨン◎塩コショウ |
アボカドチューの作り方の詳細は⇓
アボカドタンタン麺のレシピ
材料(2人前)◎アボカド◎牛乳◎水◎豆板醤◎ごま油◎にんにく◎生姜◎鶏がらスープの素◎しょうゆ◎白ごま◎中華麺 |
アボカドタンタン麺の作り方の詳細は⇓
アボカドスムージーのレシピ−
材料(2人前)◎アボカド◎牛乳◎ヨーグルト◎はちみつ◎レモン汁◎氷◎チョコシロップ |
アボカドスムージーの作り方の詳細は⇓
次にオススメするのがアボカドをいろいろな料理に“ちょい足し”すること!アボカドにはオリーブオイルと同じオレイン酸を始め、その脂肪分は果物界トップといわれています。さらに、グルタミン酸などのうまみ成分もたっぷり!
だから、ちょい足しすれば料理にコクとうまみがグーンとアップします!
そんなアボカドをちょい足ししたレシピもごしょうかいします。
アボカドちょい足しハンバーグのレシピ
材料(2人前)◎アボカド◎合いびき肉◎玉ねぎ◎しお◎片栗粉◎パン粉◎脂 |
ちょい足しハンバーグの作り方の詳細こちら⇓
ちょい足しミートローフのレシピ
材料(2〜3人前)◎アボカド◎合い挽き◎ゆで卵◎玉ねぎ◎しお◎パン粉◎コショウ◎薄力粉◎ケチャップ |
ちょい足しミートローフの作り方の詳細はこちら⇓
まとめ
【トリセツショウ】アボカドのトリセツが放送されました。
アボカドは栄養満点なのに、食べ頃がわからなく、せっかく買ったのに硬すぎたり、やわらかすぎたりして、扱うのが難しい果物です。
そんな硬いアボカドをたった10分牛乳で煮るだけで、完熟なみの美味しさにする方法を教えてくれました。
アボカドをちょい足しするだけで、コクと旨味もアップするので、是非参考にしてみてください。